ヴェットール・ピサニ型 中型潜水艦

"Vettor Pisani" Class Medium Submarines
Sommergibile di Media Crociera(SM) Classe "Vettor Pisani"


イタリア王国海軍 イタリア海軍


Bausan
「ジョヴァンニ・バウサン」(安定性改修後の姿?)
スペックデータ(性能などは竣工時点のもの)
排水量(水上):866t排水量(水中):1,040t全長:(全)68.2m
出力(水上):3,000hp出力(水中):1,100hp全幅:6.09m
最大速力(水上):17.3kt最大速力(水中):9.2kt吃水:4.93m
航続距離(水上):9ktで4,230浬航続距離(水中):4ktで70浬乗員数:48名
燃料搭載量:重油70t安全潜行深度:90m
主機関:Tosi式ディーゼル機関×2基+Compagnia Generale di Elettricita(CGE)製電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷9発搭載》53.3cm魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
35口径10.2cm単装砲1基、13.2mm単装機銃2基

同型艦名(4隻)
ヴェットール・ピサニ
[Vettor Pisani]
デス・ジェネイス
[Des Geneys]
ジョヴァンニ・バウサン
[Giovanni Bausan]
マルカントニオ・コロンナ
[Marcantonio Colonna]

ヴェットール・ピサニ型中型潜水艦について

 「マメリ」型と同時期に建造された中型潜水艦。「マメリ」型が一部複殻船体を持つのに対して、当クラスは単殻船体構造で設計されているため、建造コストが低く抑えられている。

 「マメリ」型と同様に水上での安定性が悪く、1930年代にサドルタンクを大型化してバルジとする改修を施しているが、速力が落ちただけで安定性はあまり向上しなかった(改修後は水上15ノット、水中8.2ノット)。そのため第二次大戦参戦直後に練習用として使用されるようになり、姉妹艦4隻のうち3隻はイタリア休戦までに退役処分となっている。退役した艦は港湾施設にて他の潜水艦に電力を供給するための発電用船舶として使用されている。


ヴェットール・ピサニ型中型潜水艦の歴史
ヴェットール・ピサニ[Vettor Pisani]
1925年12月 3日トリエスティーニ造船所(Cantieri Triestini)にて起工
1927年11月24日進水
1929年 6月16日竣工
1930年代サドルタンク大型化の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。開戦後に練習艦となる
1943年 9月タラントにて連合軍に降伏
1948年頃解体処分
デス・ジェネイス[Des Geneys]
1926年 2月 1日トリエスティーニ造船所にて起工
1928年 6月14日進水
1929年10月31日竣工
1930年代サドルタンク大型化の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務などに従事
1942年繋留練習艦となる
1943年 5月28日退役。46年除籍、スクラップ
ジョヴァンニ・バウサン[Giovanni Bausan]
1926年 1月20日トリエスティーニ造船所にて起工
1928年 3月24日進水
1929年 9月15日竣工
1930年代サドルタンク大型化の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。開戦後に練習艦となる
1942年退役。47年除籍、スクラップ
マルカントニオ・コロンナ[Marcantonio Colonna]
1925年 3月12日トリエスティーニ造船所にて起工
1927年12月26日進水
1929年 7月10日竣工
1930年代サドルタンク大型化の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。開戦後に練習艦となる
1942年 6月 1日退役。43年除籍、スクラップ


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