大型潜水艦 エットーレ・フィエラモスカ

Large Submarine "Ettore Fieramosca"
Sommergibili Oceanici(SO) "Ettore Fieramosca"


イタリア王国海軍 イタリア海軍


Fieramosca(改修前)
Fieramosca(改修後)
「エットーレ・フィエラモスカ」(上段:改修前/下段:改修後)
スペックデータ
排水量(水上):1,556t排水量(水中):1,965t全長:(全)82.4m
出力(水上):5,500hp出力(水中):2,000hp全幅:8.04m
最大速力(水上):18.0kt最大速力(水中):9.0kt吃水:5.3m
航続距離(水上):8ktで5,300浬航続距離(水中):3ktで90浬乗員数:78名
燃料搭載量:重油150t安全潜行深度:90m
主機関:Tosi式ディーゼル機関×2基+Marelli製電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷14発搭載》53.3cm魚雷発射管8門(艦首4、艦尾4)、
27口径12cm単装砲1基(後に45口径12cm単装砲に換装)、
13.2mm連装機銃2基、小型水偵1機を搭載可能(ただし搭載したことは無い)

同型艦名(1隻)
エットーレ・フィエラモスカ[Ettore Fieramosca]

大型潜水艦エットーレ・フィエラモスカについて

 「バリッラ」型と同時期に計画された大型潜水艦。ただし「バリッラ」型のような複殻船体ではなく、中型潜のような単殻船体を持つ艦として設計されているため「ピサニ」型拡大版のような印象を受ける。フランスの「シュルクーフ」などと同様に通商破壊を主任務と想定しており、甲板砲は12センチ口径とやや大型の物が搭載されたほか、偵察や着弾観測のために水偵(水上偵察機)を搭載する計画もあった。

 新造時には司令塔の前後にケーシング(気密筒)が設けられており、艦前部のケーシングには短砲身砲が収められたが、艦後部に水偵搭載用格納庫として用意されたケーシングには結局水偵を搭載することは無かった。このケーシングは1930年代初頭に撤去され、甲板砲も長砲身のものに換装されている。
 スペイン内戦に際して警備活動などに従事したが、性能が低く扱いにくい艦であったため第二次大戦参戦直後に退役している。


大型潜水艦エットーレ・フィエラモスカの歴史
エットーレ・フィエラモスカ[Ettore Fieramosca]
1926年 7月17日フランコ・トシ/タラント(Franco Tosi,Taranto)造船所にて起工
1929年 6月14日進水
1931年12月 5日竣工
1935年頃上甲板ケーシングの撤去及び甲板砲換装を実施
1936年12月〜スペイン内戦に際し警備任務に従事(〜37年7月まで)
1940年 6月〜第二次大戦に参加。哨戒任務に従事
      10月15日〜潜水艦学校の練習艦として使用される
1941年 4月10日退役。武装を撤去されポーラ(現クロアチアのプーラ)にて繋留される
1946年除籍、スクラップ


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2017,07,15(FirstUp 2005,03,04)