マルカントニオ・ブラガディン型 敷設潜水艦

"Marcantonio Bragadin" Class Minelayer Submarines
Sommergibile Posamine(SX) Classe "Marcantonio Bragadin"


イタリア王国海軍 イタリア海軍


Bragadin(改修後)
Filippo Corridoni
(上段)「マルカントニオ・ブラガディン」(改修後)/(下段)「フィリッポ・コリドーニ」(改修前)
スペックデータ(【 】内は1935年改修後の数値)
排水量(水上):965t【981t】排水量(水中):1,068t【1,167t】全長:(全)71.5m【68.0m】
出力(水上):1,500hp出力(水中):1,000hp全幅:6.15m【7.2m】
最大速力(水上):14.0kt【11.5kt】最大速力(水中):8.0kt【7.0kt】吃水:4.98m【4.32m】
航続距離(水上):6.5ktで4,180浬航続距離(水中):2.2ktで86浬乗員数:55名
燃料搭載量:重油41t安全潜行深度:90m
主機関:Tosi式ディーゼル機関×2基+Marelli製電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷6発搭載》53.3cm魚雷発射管4門(艦首4)、
35口径10.2cm単装砲1基、13.2mm単装機銃2基、
機雷16〜24発搭載(敷設筒2基)

同型艦名(2隻)
マルカントニオ・ブラガディン[Marcantonio Bragadin]フィリッポ・コリドーニ[Filippo Corridoni]

マルカントニオ・ブラガディン型敷設潜水艦について

 第一次大戦後初の(中型)敷設潜水艦として建造された艦。沿岸部および近海の機雷敷設用として建造されたもので、他の中型潜水艦同様に「ピサニ」型を基本としたサドルタンク付単殻構造で設計されている。
 艦内に機雷収容筒を2基装備しており、艦尾から機雷を放出敷設するようになっているため艦尾部の魚雷発射管は無いが、他の兵装(艦首発射管や甲板砲など)は他の中型潜水艦に準じた物であった。

 1935年に凌波性改善のための艦首乾舷改修と安定性改善のためのサドルタンク(バルジ)拡大、艦尾短縮などの改修工事を実施しているが、主機が貧弱だったため最高速度は水上で11ノット程度にまで落ちてしまっている。
 第二次大戦では機雷敷設よりも地中海方面や北アフリカ方面で輸送任務に従事することが多く、イタリア休戦時にも戦没せずに生き残っていたが、1948年に除籍解体となった。


マルカントニオ・ブラガディン型敷設潜水艦の歴史
マルカントニオ・ブラガディン[Marcantonio Bragadin]
1927年 2月 2日フランコ・トシ/タラント(Franco Tosi,Taranto)造船所にて起工
当初艦名は「マルカントニオ・ブラガディーノ」[Marcantonio Bragadino]
1929年 7月21日進水。「マルカントニオ・ブラガディン」と命名
1931年11月16日竣工
1935年頃艦首部及びサドルタンク、艦尾の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。機雷敷設や訓練、輸送任務などに従事
1941年末トリポリ東方Punta Tagiura沿岸にて座礁。浮揚後修理を実施
1942年頃司令塔の縮小工事を実施
1943年 9月イタリア休戦のため連合軍へ降伏
以降はハイファにて英艦隊の対潜訓練に従事
1948年 2月 1日除籍
フィリッポ・コリドーニ[Filippo Corridoni]
1927年 7月 4日フランコ・トシ/タラント造船所にて起工
1930年 3月30日進水
1931年11月17日竣工
1935年頃艦首部及びサドルタンク、艦尾の改修を実施
1940年 6月〜第二次大戦に参加。機雷敷設や輸送、哨戒などに従事
1943年 9月イタリア休戦のため連合軍へ降伏
以降はハイファにて英艦隊の対潜訓練に従事
1948年 2月 1日除籍


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