エトナ型 防空軽巡洋艦

"Etna" Class Light(Anti-Air) Cruisers
Incrociatore Leggero(Antiaereo) Classe "Etna"


イタリア王国海軍


Etna

戦後放置された船体(1947年頃)
スペックデータ(計画値)
排水量:(満)6,533t ボイラー:(メーカー不詳)重油専焼×4基 燃料搭載量:不明
全長:(全)153.80m
全幅:14.50m 主機:(メーカー不詳)ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:5.90m
出力:40,000hp
武装:
45口径13.5cm連装砲3基、64口径65mm高角砲10門、
65口径20mm連装機関砲7〜10基
最大速力:28.0kt
航続距離:不明
乗員定数:580名

同型艦名(未竣工2隻)
エトナ[Etna]ヴェスビオ[Vesuvio]

エトナ型防空軽巡洋艦について
 元々はタイ王国が1939年にイタリアに発注した軽巡洋艦であったが、1941年にイタリア海軍が 買収して上部構造物の再設計をおこなうことで防空軽巡兼高速輸送船に改造することとなった艦である。
 タイが発注した元計画(「タクシン」型)では、水雷や航空艤装も施される予定であったが、当艦は それらを全て廃して、全ての砲熕を対空火器とした。また機関出力は若干押さえられたためベースとな った艦よりも低速となっている。
 結局イタリアが降伏するまでに竣工させることは出来ず、その後ドイツ軍が接収後にドイツ軍の手で 工事が継続されたが、終戦までに竣工することはなかった。進水していた船体は戦後しばらくトリエス テに放置されていたようだ。
 なお、両艦とも艦名に火山の名称が付けられているため、資料などによっては「ヴォルケーノ」(火 山の意)型と呼称されている場合もある。

エトナ型の歴史
エトナ[Etna]
1939年 9月23日CRDA[Cantieri Riuniti dell' Adriatico]社にてタイ王国軍艦「タクシン」[Taksin]として起工
1941年イタリア海軍により買収され、艦名を「エトナ」と改名する
1942年 5月28日進水
1943年 9月進捗率60%の時点でイタリア降伏。ドイツ軍に接収され工事続行
1945年ドイツ降伏のため未竣工に終わる
ヴェスビオ[Vesuvio]
1939年 8月26日CRDA社にてタイ王国軍艦「ナレスアン」[Naresuan]として起工
1941年イタリア海軍により買収され、艦名を「ヴェスビオ」と改名する
1941年 8月 6日進水
1943年 9月進捗率60%の時点でイタリア降伏。ドイツ軍に接収され工事続行
1945年ドイツ降伏のため未竣工に終わる


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