ファザナ型 敷設艇

"Fasana" Class Minelayer
Posamine Classe "Fasana"


イタリア王国海軍 他 イタリア海軍 ドイツ海軍


Fasana
「ファザナ」(撮影時期不詳)
スペックデータ
排水量:(基)531t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:重油20t
全長:(全)66.3m
全幅:9.75m 主機:(メーカー不詳)ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:1.73m
出力:700hp
武装:
40口径76mm単装砲1基、機雷54個搭載、
掃海具搭載可能
最大速力:10.0kt
航続距離:10ktで700浬
乗員定数:66名

同型艦名(4隻)
ファザナ [Fasana]ドゥラッツォ [Durazzo]バッカーリ [Buccari]
ペラゴーザ [Pelagosa]  

ファザナ型敷設艇について

 イタリア海軍は大型の敷設艦を持っておらず、小型の敷設艇も第一次大戦時の戦利艦や旧式船の改修型であったため、1920年代になって新造の機雷敷設艇として当クラスを建造した。
 平甲板型のシンプルな船体の艇で、機関は非力なディーゼル機関としたため最高速度は10ノットと低かった。船体も小型のため機雷を最大54個しか搭載できなかったが、掃海具を搭載することも可能で、掃海任務を兼ねることができた。

 第二次大戦時には姉妹艦4隻ともが参戦したが、「ドゥラッツォ」は43年7月に戦没、「バッカーリ」と「ペラゴーザ」はイタリア降伏時に自沈したため、戦後まで生き残ったのは「ファザナ」のみであった。「ファザナ」はイタリア降伏後にドイツ海軍に接収されたが、終戦時にイタリアへ返還され1950年頃まで使用されている。


ファザナ型敷設艇の歴史
ファザナ [Fasana]
1923年?カステラマーレ・ディ・スタビア工廠[Cantiere navale di Castellammare di Stabia]にて起工
1924年 9月29日進水
1925年 3月竣工
1940年 5月〜第二次大戦参戦。各地で作戦任務に従事
1943年 9月10日イタリア降伏に際し、トリエステにて独軍に捕獲される
1945年 5月 2日ドイツ降伏によりイタリアへ返還される
       7月修理の後、イタリア海軍へ再編入となる
1950年 9月退役
ドゥラッツォ [Durazzo]
1925年?カステラマーレ・ディ・スタビア工廠にて起工
1926年 4月 1日進水
1926年竣工
1940年 5月〜第二次大戦参戦。各地で作戦任務に従事
1943年 7月22日コルシカ島近海にて英潜「サファリ」の雷撃を受け沈没
バッカーリ [Buccari]
1925年?カステラマーレ・ディ・スタビア工廠にて起工
1926年進水
1927年竣工
1940年 5月〜第二次大戦参戦。各地で作戦任務に従事
1943年 9月 9日イタリア降伏に際し、ラ・スペーツィアにて自沈
ペラゴーザ [Pelagosa]
1925年?カステラマーレ・ディ・スタビア工廠にて起工
1926年進水
1927年竣工
1940年 5月〜第二次大戦参戦。各地で作戦任務に従事
1943年 9月 9日イタリア降伏に際し、ジェノヴァにて自沈


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