重巡洋艦 ボルツァーノ

Heavy Cruiser "Bolzano"
Incrociatori Pesanti "Bolzano"


イタリア王国海軍


Bolzano
スペックデータ
排水量:(満)13,665t ボイラー:Yarrow罐・重油炊×10基 燃料搭載量:重油2,224t
全長:(全)196.96m
全幅:20.60m 主機:Parsons式ギヤードタービン×4基、4軸推進
吃水:6.80m
出力:150,000hp
武装:
53口径8inch連装砲4基、47口径10cm連装砲6基、
54口径37mm連装機関砲4基(後に10cm連装砲2基を撤去し
機関砲を増強)、21inch魚雷連装発射管4基、水偵3機搭載
最大速力:35.0kt
航続距離:16ktで4,160浬
乗員定数:725名

同型艦名(1隻)
ボルツァーノ[Bolzano]

重巡洋艦ボルツァーノについて
 「ザラ」型で防御力を高めた 重巡洋艦を建造したイタリア海軍であったが、「ザラ」型は最高速度が低下してしまったので 「トレント」型を建造した当初の 軽防御高速発揮プランに立ち返り計画されたのが当「ボルツァーノ」である。
 基本的に「トレント」型と同様の軽防御高速艦であるが、船体スタイルや兵装は「ザラ」型(正確には 「ザラ」型最終艦の「ポーラ」に似た設計とした。そのため艦橋と前部煙突が一体化したものとなってい る)を踏襲しており、主砲も「ザラ」型と同じ新型の53口径8インチ砲を搭載している。
 これまでのイタリア重巡と最も異なっているのが航空艤装の配置で、これまで艦首部にあって埋め込み式 だった水偵用カタパルトは艦中央部に移され(このため「ザラ」型よりも前後煙突の間隔は広くなっている)、 限定式ながら左右に旋回できるようになったため水偵運用の制限は格段に改善されている。
 第二次大戦では数度の損傷を受けており、1942年から43年にかけての修理の際には航空母艦への改 造計画も浮上したが、この計画は立ち消えとなってしまい休戦を迎えている。イタリア降伏後はドイツ軍に 接収されているが、1944年に英軍特殊潜航艇の攻撃により沈没してしまった。

重巡洋艦ボルツァーノの歴史
ボルツァーノ[Bolzano]
1930年 6月11日アンサルド[Ansaldo]社にて起工
1932年 8月31日進水
1933年 8月19日竣工
1940年 6月〜第3戦隊に所属し、第二次大戦に参加
      7月 9日カラブリア岬沖海戦に参加。英艦隊の砲弾を受け小破
1941年 3月27日マタパン岬沖海戦に参加
      8月〜マルタ島沖への機雷敷設や北サルジニアへの砲撃などを実施
      8月25日メッシーナ海峡にて英潜水艦「トライアンフ」の雷撃を受け損傷
      9月〜修理を実施。完了は同年末
1942年 8月連合軍のマルタ島輸送作戦(ペデスタル作戦)阻止のため地中海に展開
      8月13日帰還途中に連合軍の雷撃を受け大破
 修理の際に空母への改造が提案されるが、計画のみに終わる
1943年 9月イタリア降伏の際に、ラ・スペーツィアにてドイツ軍に接収される
1944年 6月21日英軍特殊潜航艇の攻撃により沈没


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