砲艦 アルバ

Gunboat "Cattaro"
Cannoniere "Cattaro"


ユーゴスラビア海軍→イタリア王国海軍 他 ユーゴスラビア海軍 イタリア海軍 ユーゴスラビア海軍


Alba
「アルバ」(1940年代)
スペックデータ(伊海軍編入時)
排水量:(基)567t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:重油(搭載量不明)
全長:(全)65.0m
全幅:8.1m 主機:Sulzer式ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:2.84m
出力:1,900hp
武装:
67口径40mm単装砲2基、13.2mm単装機銃2基
(後に主砲を70口径20mm単装機関砲2基へ換装)
最大速力:18.0kt
航続距離:不明
乗員定数:不明

同型艦名(1隻)
アルバ [Alba]

砲艦アルバについて

 元はユーゴスラビア海軍が王室ヨットとして建造した「ベリ・オラオ」[Beli Orao]だが、1941年に枢軸軍がユーゴスラビアへ侵攻した際にコトル湾にてイタリア軍に捕獲されたものである。
 イタリア海軍は当艦を「アルバ」と名付け艦籍に編入した。イタリア海軍では港湾警備や沿岸部での船団護衛に使用されており、主砲の40ミリ砲は20ミリ対空機関砲へ換装されている。

 イタリアが降伏した後、当艦はイギリスにあったユーゴスラビア王国亡命政府へ返還され、終戦まで輸送船として亡命政府に使用された。終戦後は新たに成立したユーゴスラビア連邦人民共和国に帰属し、海軍ヨットとしてチトー大統領が使用している。1960年代末には哨戒艇として使用されているが、1978年頃まで現存していたとする説がある。


砲艦アルバの歴史
アルバ [Alba]
1938年12月23日伊CRDAモンファルコーネ[Cantieri Riuniti de l'Anreitico]にて起工
1939年 6月 3日進水
      10月29日ユーゴスラビア海軍へ王室ヨット「ベリ・オラオ」として就役
1941年 4月枢軸軍侵攻の際にイタリア軍に捕獲される
艦名を「アルバ」と改名し、イタリア海軍艦籍に編入される
1941年中盤主砲を換装。艦名を「ザガブリア」[Zagabria]と改名
1943年12月イタリア降伏に際し、ユーゴスラビア亡命政府へ返還
艦名を「ベリ・オラオ」へ戻し、輸送任務などに従事
1945年末ユーゴスラビア連邦人民共和国が成立。王政廃止に伴い共和国海軍へ編入
艦名を「ビオコヴォ」[Biokovo]と改名し海軍ヨットとして使用される
(時期不明)艦名を「ヤドランカ」[Jadranka]と改名
1969年頃哨戒艇として使用される
1970年頃海軍を退役し、民間へ売却される
1978年この時点で民間ヨットとして現存
(78年に海軍を退役説あり)


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