アルフレド・オリアーニ型 駆逐艦

"Alfredo Oriani" Class Destroyers
Cacciatorpediniere Classe "Alfredo Oriani"


イタリア王国海軍


Arfredo Oriani
スペックデータ
排水量:(基)1,559t ボイラー:メーカー不詳罐・重油専焼×3基 燃料搭載量:重油510t
全長:(全)106.74m
全幅:10.15m 主機:メーカー不詳ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:4.31m
出力:48,000hp
武装:
50口径12cm連装砲2基、54口径37mm連装機関砲2基、
65口径20mm連装機関砲3基、21inch魚雷3連装発射管2基、
爆雷搭載可能(投射機2)
最大速力:39.0kt(計画値)
航続距離:18ktで2,190浬
乗員定数:173名

同型艦名(4隻)
アルフレド・オリアーニ[Alfredo Oriani]ジョスエ・カルドゥッチ[Giosue Carducci]
ヴィンセンツォ・ジョベルティ[Vincenzo Gioberti]ヴィットリオ・アルフィエーリ[Vittorio Alfieri]

アルフレド・オリアーニ型駆逐艦について
 イタリア海軍は復原性能を改善した 「マエストラーレ」型駆逐艦 を建造したが、これらの艦も公試状態の特殊な状況以外では計画値どおりの最高速度を発揮することはでき なかった。そこで最高速度を上げるために出力を強化したモデルの建造を企画し、1935年度計画で建造 が行われたのが当クラスである。
 船体自体は「マエストラーレ」型とほとんど変化無いが、機関出力は3,000馬力アップしている。最 高速度の計画値は39ノットとあまり上方修正されていないが、通常の航行における実質的な最高速度は3 3ノットとこれまでの30ノットよりも3ノットほど向上している。
 全部で4隻の姉妹艦が同じ造船所で建造されており、うち3隻は戦没したが生き残った1隻は終戦後に賠 償艦としてフランスに引き渡された。

アルフレド・オリアーニ型駆逐艦の歴史
アルフレド・オリアーニ[Alfredo Oriani]
1935年10月28日OTO[Odero Terni Orlando]リヴォルノ造船所にて起工
1936年 7月30日進水
1937年 7月15日竣工
1940年 6月〜第二次大戦参戦のため戦争状態へ突入
      7月 9日カラブリア岬沖海戦に参加
     11月11日タラント軍港にて英軍機の攻撃を受けるが損傷なし
     11月27日テウラダ岬沖にて英艦隊と交戦(スパルティヴェント岬沖海戦)
1941年 3月27日マタパン岬沖海戦に参加
     11月 8日マルタ輸送中の英艦隊と遭遇交戦、損傷を負う
     12月15日第一次シルテ湾海戦に参加
1942年 3月20日第二次シルテ湾海戦に参加
      6月15日連合軍のマルタ輸送(ハープーン作戦)阻止のため交戦
      8月11日連合軍のマルタ輸送(ペデスタル作戦)阻止のため交戦
1943年 9月 9日イタリア降伏に伴い連合国へ投降。以降は連合軍指揮下で哨戒任務に従事
1948年 8月賠償艦としてフランスへ引き渡し。艦名を「デスタン」[D'Estaing]と改名
1954年仏海軍除籍。後にスクラップとして解体される
ジョスエ・カルドゥッチ[Giosue Carducci]
1936年 2月 5日OTOリヴォルノ造船所にて起工
     10月28日進水
1937年11月 1日竣工
1940年 6月〜第二次大戦参戦のため戦争状態へ突入
      7月 9日カラブリア岬沖海戦に参加
     11月11日タラント軍港にて英軍機の攻撃を受けるが損傷なし
     11月27日テウラダ岬沖にて英艦隊と交戦(スパルティヴェント岬沖海戦)
1941年 3月27日〜マタパン岬沖海戦に参加。28日夜半、英艦隊の砲雷撃を受け沈没
ヴィンセンツォ・ジョベルティ[Vincenzo Gioberti]
1936年 2月 5日OTOリヴォルノ造船所にて起工
     10月28日進水
1937年11月 1日竣工
1940年 6月〜第二次大戦参戦のため戦争状態へ突入
      7月 9日カラブリア岬沖海戦に参加
     11月11日タラント軍港にて英軍機の攻撃を受けるが損傷なし
     11月27日テウラダ岬沖にて英艦隊と交戦(スパルティヴェント岬沖海戦)
1941年 3月27日〜マタパン岬沖海戦に参加
     12月15日第一次シルテ湾海戦に参加
1942年 6月15日連合軍のマルタ輸送(ハープーン作戦)阻止のため交戦
      8月11日連合軍のマルタ輸送(ペデスタル作戦)阻止のため交戦
1943年 8月 9日ジェノアにて英潜「シムーン」の雷撃を受け沈没
ヴィットリオ・アルフィエーリ[Vittorio Alfieri]
1936年 4月 4日OTOリヴォルノ造船所にて起工
     12月20日進水
1937年12月 1日竣工
1940年 6月〜第二次大戦参戦のため戦争状態へ突入
      7月 9日カラブリア岬沖海戦に参加。損傷を負う
     11月11日タラント軍港にて英軍機の攻撃を受けるが損傷なし
     11月27日テウラダ岬沖にて英艦隊と交戦(スパルティヴェント岬沖海戦)
1941年 3月27日〜マタパン岬沖海戦に参加。28日夜半、英艦隊の砲雷撃を受け沈没


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