航空母艦 アキーラ

Aircraft Carrier "Aquila"
Nave Portaerei "Aquila"


イタリア王国海軍


Aquila
スペックデータ(設計値)
排水量:(満)28,380t ボイラー:Yarrow罐・重油専焼×8基 燃料搭載量:不明
全長:(全)207.3m
全幅:(船)29.4m 主機:Parsons式蒸気タービン×4基、4軸推進
吃水:7.3m
出力:148,000hp
武装:
45口径13.5cm連装砲4基、64口径6.5cm単装高角砲12基、
航空機50基程度
最大速力:30.0kt
航続距離:不明
乗員定数:1,300名程度 飛行甲板:231.3×30.0m、昇降機2基?

同型艦名(1隻)
アキーラ[Aquila]

航空母艦アキーラについて
 イタリアが初めて建造した航空母艦であるが、最初から航空母艦として設計された艦ではなく、客船を 改造して建造されたものである。ベースとなったのは排水量32,583総トンを誇る豪華客船「ローマ」 で、1940年にイタリア海軍が徴発したものであった。
 もともと大型な船体を持っていたため、そのまま飛行甲板を載せてもそれなりの能力を持った補助航 空母艦が完成したであろうが、イタリア海軍は航空母艦への改装を徹底的に行うこととし、船体の延長や 機関の換装、バルジの追加などを計画した。特に機関は空母に必要不可欠な高速力を発揮するため 「カピターニ・ロマーニ」型軽 巡の機関2隻分を搭載している。
 格納庫は1段式で狭かったが、搭載機数を増やすため一部航空機の機体を格納庫天井から吊したり、露 天係止したりと工夫を凝らしている(搭載機は Re2001を予定し ていたが、元々陸上機だったこの機体には主翼を折り畳む機構が備わっていなかった)。
 1941年から航空母艦への改造工事が開始されたが、1943年イタリアが休戦するまでに完 成できず、休戦後はドイツ軍の手に渡った。しかし直前に破壊工作が行われ、船体の一部を破損した ためドイツ軍も当艦を完成させることはできず、終戦直前の1945年4月に連合軍の破壊工作(吸着爆 薬を使用)により大破し、そのままドイツ軍の手で自沈処分となった。

航空母艦アキーラの歴史
アキーラ[Aquila]
1924年アンサルド社にて客船「ローマ」[Roma]として起工
1926年 9月竣工。以降地中海方面などで商業活動に従事
1940年10月イタリア海軍に徴発される
1941年〜アンサルド社にて航空母艦への改造工事に着手
1942年 3月艦名を「アキーラ」と改称(同年2月に改名したという説もある)
1943年 9月イタリア休戦に際し、ドイツ軍への捕獲をおそれ船体を破壊する
 ドイツ軍が接収し、船体の修理実施および艤装工事を継続する
1944年 6月16日連合軍機の爆撃を受け損傷
1945年 4月19日連合軍の破壊工作により大破
 ドイツ軍の手により自沈処分となる
1946年浮揚させられる
1952年スクラップとして解体処分される


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