航空母艦 ヴェーザー

Aircraft Carrier "Weser"
Flugzeugträger "Weser"


ドイツ海軍 ドイツ海軍


Weser(Seydlitzとして進水時)
スペックデータ(計画値)
排水量:(満)25,500t ボイラー:Wagner罐・重油専焼×12基 燃料搭載量:不明
全長:(全)217.0m
全幅:(船)22.2m 主機:Deschimag式蒸気タービン×3基、3軸推進
吃水:7.8m
出力:130,000hp
武装:
65口径10.4cm連装高角砲5基、69口径37mm連装高射機関砲6基、
航空機20機程度(Bf109T:15機、Ju87C:5機などを予定)
最大速力:31.0kt
航続距離:不明
乗員定数:1,150名 飛行甲板:217.0×32.6m、昇降機2基?

同型艦名(1隻)
ヴェーザー[Weser]

航空母艦ヴェーザーについて
 元は重巡洋艦 「アドミラル・ヒッパー」型の 3番艦「ザイドリッツ」[Seydlitz]として起工された艦であるが、建造途中に第二次大戦が勃発し潜水艦 (Uボート)の建造が優先されたため工事中止となっていたものである。
 未完成のままだった当艦は一時ソビエトへの売却も考慮されていたが、ヒトラーの命令により売却は 行われず、1942年に 「グラーフ・ツェッペリン」の 工事再開を受けて当艦も航空母艦への改装が指示された。
 42年末から上部構造物を撤去し飛行甲板を設置する工事が開始されたが、翌年6月に大型艦の建造 中止命令が出たため再度工事中止となり、造船所を空けるためケーニヒスベルグへ回航され艤装工事は 継続されたが、工事はほとんど進まなかった。そして45年4月に当地へソビエト軍が侵攻すると捕獲 をおそれ自沈してしまったのである。
 戦後になってソビエト軍の手により浮揚させられた当艦はレニングラードへ回航され、ソビエト軍は 「ポルタワ」[Полтава(Poltava)]の名で航空母艦として復旧させようと計画したようだが、結局 その計画は実施されずスクラップとして廃棄されてしまったようだ。

航空母艦ヴェーザーの歴史
ヴェーザー[Weser]
1936年12月29日デシマーグ社にて重巡「ザイドリッツ」として起工
1939年 1月19日進水
1940年建造の優先度低下により工事中止となる
1942年 8月26日航空母艦への転換命令が出される
     12月艦名を「ヴェーザー」と改称、空母への改装工事を開始
1943年 6月大型艦建造の中止命令により工事中止となる
 ケーニヒスベルグへ疎開。艤装工事は継続されるが遅々として進まなかった
1945年 1月29日ソビエト軍に捕獲されることをおそれ自沈する
1946年10月?ソビエト軍により浮揚させられ、レニングラードへ回航される
 ソビエト海軍は復旧を目論んだが、結局スクラップとして廃棄される


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