T22型 水雷艇

"T22" Class Torpedo Boats (Type1939)
Torpedoboote "T22" Klasse (Typ1939)


ドイツ海軍 ドイツ海軍


T30
スペックデータ
排水量:(基)1,294t ボイラー:Wagner罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:不明
全長:(全)102.5m
全幅:10.0m 主機:Wagner式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:3.22m
出力:32,000hp
武装:
45口径10.5cm単装砲4基、83口径37mm単装機関砲4基、
65口径20mm機関砲2〜9門(単装・連装混在)、53.3cm魚雷
3連装発射管2基、機雷50個搭載
最大速力:33.5kt
航続距離:19ktで2,400浬
乗員定数:198名

同型艦名
T22[T22]T23[T23]T24[T24]
T25[T25]T26[T26]T27[T27]
T28[T28]T29[T29]T30[T30]
T31[T31]T32[T32]T33[T33]
T34[T34]T35[T35]T36[T36]

T22型水雷艇について
 これまで計画された「T1」型「T13」型水雷艇が主砲を1基 しか搭載しておらず、砲火力不足であるため護衛任務など多目的に使用できないという欠点があった。 その欠点を解消するため主砲を4門に増やして計画されたのが当クラスである。
 船体を拡大して前部甲板に1基、中央に1基、後部甲板に2基の主砲を搭載、また防空や対小型魚雷 艇用として37ミリや20ミリの機関砲も多数搭載され、また煙突も機関配置の変更により2本に増え ているためシルエットは従前の水雷艇に比べ重厚な物になっている。
 1939年に発注されたため「1939年」型とも、また全艦がエルビングにあるシーシャウ社で建 造されたことから「エルビング」型とも呼ばれる当クラスは全部で30隻の建造が予定されたが、終戦 までに完成できたのは「T36」までの15隻しかなかった(当サイトではこの15隻のみを掲載した)。

注意!「この型は同型艦が多いため他のページとは年表の形が異なります。年月日は総て西暦表示です。」
T22型水雷艇の歴史
艦名造船所起工進水竣工戦歴など
T22[T22]シーシャウ社'40.??.??'41.??.??'42.02.28フランス沿岸、バルト海などで行動
'43.10.23イギリス海峡にて英護衛駆「リ
ンボーン」
を雷撃大破させる(共同)、
'44.08.18ナルヴァ湾(現エストニア)にて
自軍敷設の機雷に触雷沈没
T23[T23]シーシャウ社'40.??.??'41.06.14'42.06.14フランス沿岸などで行動
'43.10.23英軽巡「カリュブディス」を撃沈
(共同)、'46.01.06敗戦のため英国へ引
き渡し、'46年英国からフランスへ供与、
艇名を「アルザス」[Alsace]と改名、後に
艇名を「ラルザシアン」[L'Alsacien]と改名、
'54.06.09仏海軍除籍、翌年スクラップ
T24[T24]シーシャウ社'41.??.??'41.09.13'42.10.17フランス沿岸などで行動
'43.10.23イギリス海峡にて英護衛駆「リ
ンボーン」を雷撃大破させる(共同)、
'44.04.29イギリス海峡にてカナダ駆「ア
サバスカン(初代)」
を撃沈、
'44.08.24ジロンド河口にて英攻撃機
攻撃を受け沈没
T25[T25]シーシャウ社'41.??.??'41.12.01'42.12.12フランス沿岸などで行動
'43.12.28ビスケー湾にて英軽巡「グラス
ゴー」
、英旧式軽巡「エンタープライズ」
と交戦沈没(同交戦で大破、翌年01.04
曳航中に沈没説有り)
T26[T26]シーシャウ社'41.??.??'42.02.18'43.02.27フランス沿岸などで行動
'43.12.28ビスケー湾にて英軽巡「グラス
ゴー」、英旧式軽巡「エンタープライズ」
と交戦沈没
T27[T27]シーシャウ社'41.??.??'42.08.20'43.04.17フランス沿岸などで行動
'43.10.23英軽巡「カリュブディス」を撃沈
(共同)、'44.04.29イギリス海峡にてカナダ
「ハイダ」と交戦大破、沈没を避けるた
めバズ島(仏)沿岸に座礁、'44.05.04英
魚雷艇「MTB673」の雷撃を受け転覆沈没
T28[T28]シーシャウ社'41.??.??'42.06.24'43.06.19フランス沿岸、バルト海などで行動
'45年敗戦のため英国に拿捕され、'46
年英国からフランスへ供与となる、艇名
を「ロレーヌ」[Lorraine]と改名、後に「ル
・ローラン」[Le Lorain]と改名、'55.05仏
海軍除籍、'59年スクラップ
T29[T29]シーシャウ社'42.??.??'43.01.16'43.08.21フランス沿岸などで行動
'44.08.21セット島(仏)近海にて英軽巡
「ブラック・プリンス」、カナダ駆「ヒュー
ロン」
「ハイダ」と交戦沈没
T30[T30]シーシャウ社'42.??.??'43.03.13'43.10.24バルト海などで行動
'44.08.18ナルヴァ湾にて自軍敷設の
機雷に触雷沈没
T31[T31]シーシャウ社'42.??.??'43.05.22'44.02.05バルト海などで行動
'44.06.20フィンランド沿岸にてソ連魚雷
艇(Торпедные катера)「ТКА(TKA)-37」
の雷撃を受け沈没
T32[T32]シーシャウ社'42.??.??'43.07.17'44.05.08バルト海などで行動
'44.08.18ナルヴァ湾にて自軍敷設の
機雷に触雷沈没
T33[T33]シーシャウ社'42.??.??'43.09.04'44.06.15'44.06.16竣工説有、バルト海などで行動
'45.11.05戦時賠償としてソビエトへ引き
渡し、赤軍艦籍に編入、'46.02.13艇名を
「プリメルヌイ」[Примерны (Primerny)]と
改名、'54.11.30兵舎船となり、同年12.28
艇名を「ПКЗ(PKZ)-63」と改名、'56.11.09
ソ連海軍除籍、後にスクラップ
T34[T34]シーシャウ社'42.??.??'43.10.23'44.08.12バルト海などで行動
'44.11.24アルコナ岬(独)沖にてソ連潜
「フルンゼネツ」(Л-3)が敷設した機雷
に触雷沈没
T35[T35]シーシャウ社'42.??.??'43.12.11'44.10.07バルト海などで行動
'45.07.06敗戦のため英国へ引き渡し、
'45.07.11試験のためアメリカへ譲渡、
米海軍籍に編入され艇名を「DD-935」
と改名、'47年部品取り用としてフランス
へ譲渡、'52.10スクラップ
T36[T36]シーシャウ社'42.??.??'44.02.05'44.12.09バルト海などで行動
'45.05.04ポーランド沿岸にて触雷損傷、
'45.05.05ポーランド沖にてソ連軍機の
攻撃を受け沈没


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