IXA型 潜水艦

Submarine Type "IX A"
Unterseeboot Typ "IX A"


ドイツ海軍 ドイツ海軍


U-37
「U−37」
スペックデータ
排水量(水上):1,032t排水量(水中):1,152t全長:(全)76.60m
出力(水上):4,400hp出力(水中):1,000hp全幅:6.51m
最大速力(水上):18.2kt最大速力(水中):7.7kt吃水:4.70m
航続距離(水上):10ktで10,500浬航続距離(水中):4ktで78浬乗員数:48〜56名
燃料搭載量:重油154t安全潜行深度:100m
主機関:MAN式M9V 40/46 ディーゼル機関×2基
      +Siemens-Schuckertwerke (SSW)製GU 345/34電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷22発搭載》21inch魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
45口径10.5cm単装砲1基、37mm単装機関砲1基、
20mm単装機関砲1基、魚雷に換えて機雷22〜66個搭載可能

同型艦名(8隻)
U−37[U-37]U−38[U-38]U−39[U-39]U−40[U-40]
U−41[U-41]U−42[U-42]U−43[U-43]U−44[U-44]

IXA型潜水艦について

 1935年から36年にかけて設計された大型航洋潜水艦。第一次大戦後のドイツ海軍は航洋型潜水艦を大小二つのクラスに分けて建造しており、小型(VII型)3隻に対して大型1隻の比率で調達が行われている。
 基本的にの拡大改良型となるが、サドルタンクの全長が延長され、ほぼ内殻と同じ程度の長さとなったため複殻船体に近い構造となっている(そのため内殻の直径は小型のVII型よりも小さかった)。船体が大型化しているため搭載魚雷(もしくは機雷)や搭載燃料はかなり増加しており、遠距離・長期間の作戦行動に適合するようになった。

 第二次大戦では開戦当初から通商破壊作戦や哨戒任務に従事しており、全部の艦は開戦後に対空兵装として機関砲の増設を行っている。


IXA型潜水艦の歴史
U−37[U-37]
1937年 3月15日AGヴェーザー社[AG Weser]にて起工
1938年 5月14日進水
       8月 4日就役。作戦任務に従事
1939年 9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒11回)
通算戦果55隻(202,529t)撃沈、1隻(9,494t)損傷
1940年 8月24日北大西洋にて英スループ「ペンザンス」を雷撃、撃沈
      12月19日ジュビー岬(モロッコ)沿岸にて仏潜「スファクス」を雷撃、撃沈
1941年 2月 8日〜HG53船団を攻撃。2日間で8隻の輸送船を撃沈する
       5月〜乗員養成任務に従事(第26戦隊、第22戦隊)
1944年 7月〜第4戦隊に転属。搭載兵装の実験任務に従事
1945年 5月 8日ゾンダーブルグ湾にて自沈。後に浮揚解体
U−38[U-38]
1937年 4月15日AGヴェーザー社にて起工
1938年 8月 9日進水
      10月24日就役。作戦任務に従事
1939年 9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒11回)
通算戦果35隻(188,967t)撃沈、1隻(3,670t)損傷
1941年12月〜第24戦隊に転属。乗員訓練任務に従事
1942年 4月〜第21戦隊に転属。乗員養成任務に従事
1943年12月〜搭載兵装の実験任務に従事(第4、第5戦隊)
1945年 5月 5日ヴェーザーミュンデにて自沈。48年浮揚解体
U−39[U-39]
1937年 6月 2日AGヴェーザー社にて起工
1938年 9月22日進水
      12月10日就役。作戦任務に従事
1939年 9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒1回)。戦果なし
       9月14日アイルランド北西沖にて英駆「フォークナー」「ファイアドレイク」「フォックスハウンド」
攻撃を受け沈没(WW2最初の戦没Uボート)
U−40[U-40]
1937年 7月 1日AGヴェーザー社にて起工
1938年11月 9日進水
1939年 2月11日就役。作戦任務に従事
       9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒2回)。戦果なし
      10月13日イギリス海峡(仏ルアーブル沖)にて触雷、沈没
U−41[U-41]
1937年11月27日AGヴェーザー社にて起工
1939年 1月28日進水
       4月22日就役。作戦任務に従事
       9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒3回)
通算戦果7隻(24,987t)撃沈、1隻(8,096t)損傷
1940年 2月 5日アイルランド南方沖にて英駆「アンテロープ」の攻撃を受け沈没
U−42[U-42]
1937年12月21日AGヴェーザー社にて起工
1939年 2月16日進水
       7月15日就役。作戦任務に従事
       9月〜第二次大戦勃発のため戦争状態となる(哨戒1回)
通算戦果1隻(4,803t)損傷
      10月13日アイルランド南西沖にて英駆「イモジェン」「アイレクス」の攻撃を受け沈没
U−43[U-43]
1938年 8月15日AGヴェーザー社にて起工
1939年 5月23日進水
       8月26日就役。訓練任務に従事
      11月〜作戦任務に従事(哨戒14回)
通算戦果22隻(126,167t)撃沈、1隻(10,350t)損傷
1943年 7月30日アゾレス諸島南西沖にて米護衛空母搭載の艦攻による攻撃のため沈没
U−44[U-44]
1938年 9月15日AGヴェーザー社にて起工
1939年 8月 5日進水
      11月 4日就役。訓練任務に従事
1940年 1月〜作戦任務に従事(哨戒2回)
通算戦果8隻(30,885t)撃沈
       3月13日イングランド沖にて触雷、沈没


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