VIIF型 潜水艦

Submarine Type "VII F"
Unterseeboot Typ "VII F"


ドイツ海軍 ドイツ海軍


U-1062(艤装中の写真?)
「U−1062」
スペックデータ
排水量(水上):1,084t排水量(水中):1,181t全長:(全)77.63m
出力(水上):3,200hp出力(水中):750hp全幅:7.30m
最大速力(水上):17.6kt最大速力(水中):7.9kt吃水:4.91m
航続距離(水上):10ktで14,700浬航続距離(水中):4ktで75浬乗員数:46〜52名
燃料搭載量:重油199t安全潜行深度:100m
主機関:Germania製(MAN式)M6V 40/46 ディーゼル機関×2基
      +Allgemeine Elektricitäts-Gesellschaft (AEG)製 GU 460/8-276電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷14発搭載》21inch魚雷発射管5門(艦首4、艦尾1)、37mm単装機関砲1基、
20mm連装機関砲1基もしくは4連装1基、魚雷に換えて機雷36発を搭載可能
魚雷運搬任務時は艦内に魚雷26発を搭載可能

同型艦名(4隻)
U−1059[U-1059]U−1060[U-1060]
U−1061[U-1061]U−1062[U-1062]

VIIF型潜水艦について

 1941年に設計されたVII型ベースの輸送用潜水艦。ドイツには補給用潜水艦として建造されたXIV型があるが、当タイプはXIV型のような燃料補給能力は無く、他の潜水艦に補充するための魚雷を輸送するのが任務である。
 通常のVII型と同様に魚雷を14発搭載できるが、これ以外に21発の魚雷を艦内輸送用ラックに搭載し、洋上で他の潜水艦に引き渡すことが可能となっている。また他のVII型に比べ搭載燃料が増加しているため航続距離が長くなっており、補充用の魚雷を搭載せずに通常の哨戒任務にも従事できるようになっていた。なお他のVII型には搭載されていた甲板砲は省略されている。


VIIF型潜水艦の歴史
U−1059[U-1059]
1942年 6月 4日ゲルマニア造船所[Friedrich Krupp Germaniawerft]にて起工
1943年 3月12日進水
       5月 1日竣工。乗員訓練任務に従事
1944年 1月〜作戦任務に従事。哨戒1回。戦果なし
       3月〜洋上補給任務として魚雷を搭載しボルドーを出航
       3月19日ベルデ岬諸島南西沖にて米護衛空母「ブロック・アイランド」 艦載機の攻撃を受け沈没
U−1060[U-1060]
1942年 7月 7日ゲルマニア造船所にて起工
1943年 3月 8日進水
       5月15日竣工。乗員訓練任務に従事
1944年 1月〜作戦任務に従事。哨戒6回。戦果なし
      10月27日アイスランド西方沖にて英空母「インプラカブル」 艦載機、英哨戒機及びチェコ(自由チェコ軍)哨戒機の攻撃を受け損傷、アイスランド西岸に座礁放棄
U−1061[U-1061]
1942年 8月21日ゲルマニア造船所にて起工
1943年 4月22日進水
       8月25日竣工。乗員訓練任務に従事
1944年 1月〜作戦任務に従事。哨戒5回。戦果なし
1945年 5月 8日ベルゲンにて降伏。英軍に接収される
      12月 1日アイルランド北西沖にて英軍の手で自沈処分(デッドライト作戦)
U−1062[U-1062]
1942年 8月12日ゲルマニア造船所にて起工
1943年 5月 8日進水
       6月19日竣工。乗員訓練任務に従事
      12月22日ヘブリディーズ諸島(英)近海にて英攻撃機の攻撃を受け損傷
1944年 1月〜作戦任務に従事。哨戒3回。戦果なし
       4月19日魚雷輸送任務としてペナンに到着。同年7月6日ペナンを出航
       9月30日中部大西洋にて米護衛駆「フェッセンデン」の攻撃を受け沈没


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