VIID型 潜水艦

Submarine Type "VII D"
Unterseeboot Typ "VII D"


ドイツ海軍 ドイツ海軍


VII D
VIID型側面図(Copyright 胃袋3分の1様:掲載元『架空機の館』)
スペックデータ
排水量(水上):965t排水量(水中):1,080t全長:(全)76.90m
出力(水上):3,200hp出力(水中):750hp全幅:6.38m
最大速力(水上):16.7kt最大速力(水中):7.3kt吃水:5.01m
航続距離(水上):10ktで11,200浬航続距離(水中):4ktで69浬乗員数:46〜52名
燃料搭載量:重油115t安全潜行深度:100m
主機関:Germaniawerft製(MAN式)M6V 40/46 ディーゼル機関×2基
      +Allgemeine Elektricitats-Gesellschaft (AEG)製GU 460/8-276電動モーター×2基、2軸推進
武装:
《魚雷14発搭載》21inch魚雷発射管5門(艦首4、艦尾1)、
45口径88mm単装砲1基、対空兵装として37mmや20mm機関砲の搭載あり、
機雷庫に機雷15個搭載+魚雷の代わりに機雷39個搭載可能

同型艦名(6隻)
U−213[U-213]U−214[U-214]U−215[U-215]
U−216[U-216]U−217[U-217]U−218[U-218]

VIID型潜水艦について

 1939年から40年にかけて設計された機雷敷設潜水艦。船体は基本的にVIIC型と変化無いが司令塔後方に機雷格納筒を装備しており、ここにSMA型機雷を15個搭載できるようになっている。魚雷装備はVIIC型と同様で、搭載魚雷をTMB機雷に変更することが可能であるため、最大でSMA型機雷15個+TMB型機雷39個を搭載ができる。

 全部で6隻が建造されているが5隻が戦没しており、生き残った1隻も終戦後イギリスの手によって自沈処分となった。

 参考までに……第二次大戦中のドイツ海軍が使用していた機雷のうちUボートで敷設可能なものは、当クラスにも搭載されているSM型とTM型の二種類であった。大型の機雷格納筒を使用するSM型(SMA型)は比較的深い深度(水深400〜600メートル)に敷設する炸薬量350キログラムの係留磁気機雷で、敵の掃海艇による探知を避けるためアルミニウム製となっていた。また魚雷発射管を利用して敷設するTM型は炸薬量230キログラムのTMA型、炸薬量500キログラム前後のTMB型、炸薬量900キログラム前後のTMC型があり、比較的浅い深度(水深20〜200メートル)に敷設される係留磁気機雷であった。


VIID型潜水艦の歴史
U−213[U-213]
1940年10月 1日ゲルマニア造船所[Friedrich Krupp Germaniawerft]にて起工
1941年 7月24日進水
       8月30日竣工。乗員訓練に従事
1942年 1月 1日〜作戦任務に従事(哨戒3回)。戦果なし
       7月31日アゾレス諸島東方沖にて英スループ「アーン」 「ロチェスター」「サンドウィッチ」の攻撃を受け沈没
U−214[U-214]
1940年10月 5日ゲルマニア造船所にて起工
1941年 9月18日進水
      11月 1日竣工。乗員訓練に従事
1942年 5月 1日〜作戦任務に従事(哨戒11回)。通算戦果4隻(19,791t)撃沈、2隻(17,059t)損傷
       8月18日アゾレス諸島北東沖にて英特設巡洋艦「チェシャー」[Cheshire]を雷撃、損傷を負わせる
1944年 7月26日イギリス海峡にて英護衛駆「クーク」の攻撃を受け沈没
U−215[U-215]
1940年11月15日ゲルマニア造船所にて起工
1941年10月 9日進水
      11月22日竣工。乗員訓練に従事
1942年 7月 1日〜作戦任務に従事(哨戒1回)。通算戦果1隻(7,191t)撃沈
       7月 3日ボストン(米)東方沖にて英対潜トローラー「ル・ティーグル」[Le Tiger]の攻撃を受け沈没
U−216[U-216]
1941年 1月 1日ゲルマニア造船所にて起工
      10月23日進水
      12月15日竣工。乗員訓練に従事
1942年 9月 1日〜作戦任務に従事(哨戒1回)。通算戦果1隻(4,989t)撃沈
      10月20日アイルランド南西沖にて英哨戒機の攻撃を受け沈没
U−217[U-217]
1941年 1月30日ゲルマニア造船所にて起工
      11月15日進水
1942年 1月31日竣工。乗員訓練に従事
       8月 1日〜作戦任務に従事(哨戒3回)。通算戦果3隻(10,651t)撃沈
1943年 6月 5日中部大西洋にて米護衛空母「ボーグ」 艦載機の攻撃を受け沈没
U−218[U-218]
1941年 3月17日ゲルマニア造船所にて起工
      12月 5日進水
1942年 1月24日竣工。乗員訓練に従事
       9月 1日〜作戦任務に従事(哨戒10回)。通算戦果3隻(698t)撃沈、2隻(14,538t)損傷
1943年 8月 2日北大西洋にて英哨戒機の攻撃を受け損傷を負う
1945年 5月 8日ベルゲンにて連合軍に降伏。英軍に接収される
      12月 4日北アイルランド沖にて英軍の手で自沈処分される(デッドライト作戦)


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画像は「架空機の館」館長の胃袋3分の1様が作画されたものを縮小して掲載しております。