IA型 潜水艦

Submarine Type "I A"
Unterseeboot Typ "I A"


ドイツ海軍 ドイツ海軍


U-25
「U−25」(1936年頃:Photo from Wikipedia)
スペックデータ
排水量(水上):862t排水量(水中):983t全長:(全)72.39m
出力(水上):3,080hp出力(水中):1,000hp全幅:6.21m
最大速力(水上):18.6kt最大速力(水中):8.3kt吃水:4.3m
航続距離(水上):10ktで7,900浬航続距離(水中):4ktで78浬乗員数:44〜46名
燃料搭載量:重油96t安全潜行深度:100m
主機関:MAN製 M8V40/46ディーゼル機関×2基、
      +Brown, Boveri & Cie (BBC)製 GG UB720/8電動モーター×2基 2軸推進
武装:
《魚雷14発搭載》21inch魚雷発射管6門(艦首4、艦尾2)、
45口径10cm単装砲1基、65口径20mm単装機関砲1基、
魚雷の代わりに機雷28個搭載可能

同型艦名(2隻)
U−25[U-25]U−26[U-26]

IA型潜水艦について

 ドイツが再軍備を目指すにあたって建造を行った最初の航洋型潜水艦。沿岸用小型潜水艦のIIA型と同時期の建造である。
 IIA型ではフィンランド向けの艦をベースとしていたが、当クラスはトルコ向けとしてスペインで建造された『ガル[Gür]』型がベースとなっている。設計はIIA型と同様にオランダへ設立されたIvS社が行っている。

 ドイツ潜水艦隊復興の第一陣として型と名付けられた当クラスは、ベルサイユ条約を破棄する前から建造が開始され、ドイツ海軍では潜水艦隊の中核をなすクラスとして量産を考慮していたのだが、結局航洋型潜水艦は500トンクラスのもの(後のVII型シリーズ)と1,000トンクラスのもの(後のIX型シリーズ)が標準とされたため800トンクラスと中途半端だった当艦は量産されることなく終わってしまった。
 2隻だけが建造された当クラスは第二次大戦開戦までは乗員訓練や哨戒などに従事し、開戦直後から通商破壊作戦任務に投入されているが、両艦とも1940年に戦没してしまった。


IA型潜水艦の歴史
U−25[U-25]
1935年 6月28日AGヴェーザー社[AG Weser]にて起工
1936年 2月14日進水
       4月 6日就役。訓練任務に従事
1940年 1月〜作戦任務に従事(哨戒任務5回)
通算戦果8隻(50,255t)撃沈、1隻(7,638t)損傷
       8月 1日北海ヘルゴランド島沖にて触雷、沈没
U−26[U-26]
1935年 8月 1日AGヴェーザー社にて起工
1936年 3月14日進水
       5月 6日就役。作戦任務に従事
1939年 9月〜第二次大戦開戦のため戦争状態となる(哨戒任務6回)
通算戦果11隻(48,644t)撃沈、2隻(5,401t)損傷
1940年 7月 1日大西洋(ビスケー湾西方)にて英サンダーランド飛行艇および英コルベット「グラジオラス」の攻撃を受け沈没


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