水上機母艦 ハンス・ロショヴェン

Seaplane Tender "Hans Rolshoven"
Flugsicherungsschiff der "Hans Rolshoven"


ドイツ空軍 ドイツ軍


Hans Rolshoven
「ハンス・ロショヴェン」(撮影時期不詳)
スペックデータ
排水量:(常)985t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:重油 125t
全長:(全)76.2m
全幅:(船)10.6m 主機:MAN社製ディーゼル機関×4基、2軸推進
吃水:3.3m
出力:8,800hp
武装:
80口径37mm単装機関砲3基、65口径20mm単装機関砲2基(戦時中に3基へ増加)、
水上機3機搭載可能(ハインケル「He60」、ドルニエ「Do18」等)
最大速力:21.0kt
航続距離:16ktで3,800浬
乗員定数:63名

同型艦名(1隻)
ハンス・ロショヴェン [Hans Rolshoven]

水上機母艦ハンス・ロショヴェンについて

 「航空保安船IV」[Flugsicherungsschiff IV]として計画された艦。資料によっては「航空保安船I」から「航空保安船III」の計画名が付けられていた「クリスチャン」型に含まれることもある。船体は「クリスチャン」型で最大の「ベルンハルト・フォン・チルシュキー」と同程度の大きさであるが、機関は増強されており「チルシュキー」の倍近くの出力を発揮できた。

 第二次大戦ではバルト海やノルウェー沖での母艦任務に従事しているが、1942年10月にボーンホルム島近海で触雷し沈没、翌年浮揚されザスニッツへ曳航されるが、戦況の悪化により修理は行われず1945年3月の空襲で再度沈没してしまった。


水上機母艦ハンス・ロショヴェンの歴史
ハンス・ロショヴェン [Hans Rolshoven]
1936年?ノルトヴェルフト造船[Norderwerft Koser & Meyer]にて起工
1937年 2月20日進水
1938年 2月 9日竣工。リューゲン島にて救難任務に従事
       5月ヘルシンキで開催された国際航空宇宙展のため、展示機の輸送を行う
1939年 9月〜第二次大戦勃発。バルト海などで母艦任務に従事
1940年 4月〜ノルウェー攻略(ヴェーザー作戦)に参加。以降もノルウェー近海で行動
1941年夏〜トロンヘイムへ移動。救難任務などに従事
1942年〜バルト海へ転戦
       6月14日ザスニッツ沖にてスウェーデンの鉄道フェリー「コーナン・グスタフV」[Konung Gustav V]と衝突損傷
      10月 2日ボーンホルム島近海にて触雷、沈没
1943年 7月浮揚後、ザスニッツへ曳航される
ハンブルグにて修理を行う計画はあったが、ザスニッツにて放置となる
1945年 3月 6日英軍のザスニッツ空襲に際して、被爆沈没
1949年浮揚され、翌年解体処分


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