砲艦 K4(ローレライ)

Gunboat "K4 (Lorelei)"
Kanonenboot "K4 (Lorelei)"


ドイツ海軍 他 ドイツ海軍 ベルギー海軍


K4
砲艦「K4」(第二次大戦中)
スペックデータ(兵装は独軍編入時)
排水量:(基)1,640t ボイラー:Babcock&Wilcox罐・重油専焼×2基 燃料搭載量:重油680t
全長:(全)98.5m
全幅:10.5m 主機:Parsons-Rateau式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:3.3m
出力:21,700hp
武装:
42口径10.5cm単装砲3基、80口径37mm連装機関砲1基、
同単装機関砲2基(大戦末期に撤去(※))、65口径20mm4連装機関砲2基、
同単装機関砲2基(大戦末期に撤去(※))、機雷搭載可能、掃海具
((※)大戦末期に65口径20mm4連装機関砲2基、同単装機関砲2基へ換装)
最大速力:28.5kt
航続距離:19ktで1,200浬
乗員定数:180名

同型艦名(1隻)
K4 [K4]

砲艦K4について

 元はベルギー政府が1939年に建造を開始した漁業監視船兼王室ヨット「アルテベルデ」[Artevelde]であるが、建造途中の1940年5月にベルギーがドイツ軍の侵攻を受けた際に捕獲された。捕獲後、ドイツ軍は「ローレライ」と仮称し建造を続行、1943年に竣工した際に砲艦として海軍籍へ編入している。
 ベルギーは元々大きな海軍力を持っておらず、当艦も第一次大戦時の魚雷艇を転用した旧式な漁業監視船を更新する目的であったが、強力な機関が搭載されていたため最高速度は28ノット超を発揮した。

 ドイツ軍によりドイツ式の強力な武装が施されており、1943年に竣工後は北海などで輸送船や機雷原啓開艇[Sperrbrecher]の護衛に従事した。その後、終戦まで生き残っており、戦後はベルギーへ返還されている。
 ベルギーでは1950年代まで練習船として使用され、その後スクラップとなった。


砲艦K4の歴史
K4 [K4]
1939年コッカリル[Cockerill]社にて漁業監視船「アルテベルデ」として起工
1940年 5月ドイツによるベルギー侵攻の際にドイツ軍が捕獲
艦名を「ローレライ(仮称)」と改名し、独軍の手により工事続行
       8月28日進水
オランダへ曳航され、ウィルトン・ファイエノールト[Wilton-Fijenoord]社にて艤装実施
1943年 4月25日竣工。艦名を「K4」とし砲艦に類別。北海などで任務に従事
1944年10月 6日西フリースラント諸島にて英魚雷艇隊と交戦、損傷
1945年 5月ドイツ敗戦のため連合軍へ降伏
       6月ベルギーへ返還。艦名を「アルテベルデ」に戻し練習船として使用
1950年はしけへ類別変更
1954年11月22日除籍。後にスクラップとして解体


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