駆逐艦 Z.51

Destroyer "Z.51" (Type"Z1942")
Zerstörer "Z.51" (Typ"Z1942")


ドイツ海軍 ドイツ海軍


Z1942
スペックデータ(計画値)
排水量:(基)2,040t ボイラー:−−−−−−− 燃料搭載量:不明
全長:(全)114.3m
全幅:11.0m 主機:MAN社製24気筒ディーゼルエンジン×6基、3軸推進
吃水:4.47m
出力:57,120hp
武装:
45口径5inch単装砲4基、83口径37mm単装機関砲8基、65口径
20mm機関砲12門、21inch魚雷3連装発射管2基、機雷50個搭載
最大速力:36.0kt
航続距離:19ktで5,500浬
乗員定数:247名

同型艦名(1隻:未竣工)
Z.51[Z.51]

駆逐艦Z.51について
 ドイツ海軍では巡洋艦の巡航用機関としてディーゼルエンジンを搭載していたが、高速発揮の必要がある 駆逐艦にはディーゼルの使用を行っていなかった。しかしタービン機関は高速発揮が可能だったが航続力に 不満が残ったため、実験的にディーゼル機関を搭載した駆逐艦を1隻建造することにした。
 1942年に計画されたこのディーゼル駆逐艦は6基のディーゼルエンジンにより3軸を駆動(推進軸1 つに対し2基のエンジン)させて航行するものであったが、建造開始時に入手使用できたのは4基だったた め、残りの2基は後日搭載することとして工事が進められた。ちなみにドイツ海軍駆逐艦では唯一の3軸推 進艦である。搭載される主兵装は旧来の5インチ単装砲だったが、実験艦的性格が強い艦であったため4門 しか搭載されておらず、水雷兵装や機雷敷設装備も若干縮小されている。
 しかし1944年に進水したものの、翌45年3月に竣工直前の当艦は連合軍の爆撃に曝され大破し、完 成することは出来なかった。
 当艦に搭載されていた4基のディーゼルエンジンのうち1基は現在もドイツ・ジンツハイムにある アオト・ウント・テヒニック・ ムゼーウム(Auto und Technik Museum:自動車と工業博物館)に展示されている。
 余談ではあるが、この博物館にはコンコルド旅客機や旧ソビエト製超音速旅客機 ツポレフTu-144も展示されており、また上記リンクのサイトで参照できる同様の施設「テヒニック・ムゼー ウム」にはUボートの展示があるなど非常にマニア心をくすぐりまくりなので、ドイツへ旅行する機会があ れば是非行ってみたい場所である。

駆逐艦Z.51の歴史
Z.51[Z.51]
1943年デシマーグ社(ブレーメン)にて起工
1944年10月 2日進水
1945年 3月21日連合軍の爆撃により大破
1947年12月〜順次解体処分される(処分完了は49年)


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