ビスマルク型 戦艦

"Bismarck" Class BattleShips
Schlachtschiff der "Bismarck" Klasse


ドイツ海軍 ドイツ海軍


Bismarck
戦艦「ビスマルク」

下記写真はイーグルモス社発行「隔週刊 世界の軍艦コレクション」付属の模型です(クリックで拡大(要Javascript))
ビスマルク
第16号(2013.09.03)
戦艦「ビスマルク」1941年
ティルピッツ
第31号(2014.04.01)
戦艦「ティルピッツ」1944年

スペックデータ(【 】内はTirpitzのデータ)
排水量:(満)50,995t
   【(満)52,700t】
ボイラー:Wagner罐・重油専焼×12基 燃料搭載量:重油7,400t
全長:(全)247.99m
全幅:36.0m 主機:Brown-Boveri式ギヤードタービン×3基、3軸推進
吃水:10.8m
出力:150,175hp
武装:
52口径38.1cm連装砲4基、55口径15cm連装砲6基、65口径
10.5cm連装砲8基、83口径37mm連装高角砲8基、水偵4機、
【53.3cm魚雷4連装発射管2基】
最大速力:30.1kt
航続距離:19ktで8,525浬
乗員定数:2,340名

同型艦名(2隻)
ビスマルク[Bismarck]ティルピッツ[Tirpitz]

ビスマルク型戦艦について
 ドイツ海軍が就役させた最後にして最大の戦艦。ドイツがベルサイユ条約を破棄した後に英国と締結した海軍条約の制限内で設計が行われたのだが、数々の要求が盛り込まれたため完成してみると制限だった基準排水量三万五千トンを軽くオーバーしてしまっていた(基準排水量ベースでは竣工時点で世界最大の戦艦であった)。
 艦の形状は「シャルンホルスト」型巡洋戦艦に近いがサイズは拡大しており、砲塔も四基に増強されている。また副砲群も強化されており列強各国の戦列艦と比べても何ら遜色のない強力な戦艦に仕上がっていた。なお「ティルピッツ」には1941年の改装で四連装魚雷発射管が追加装備されている。
 第二次大戦ではドイツ海軍らしく通商破壊作戦に投入されたため強大な戦艦として今ひとつ盛り上がりに欠ける部分もあったが、「ビスマルク」亡き後「ティルピッツ」はノルウェーのフィヨルド奥深くに隠され、その存在感だけで英国海軍を非常に手こずらせた。
 「ビスマルク」「ティルピッツ」とも航空機により息の根を止められており、太平洋戦線における真珠湾やマレー沖同様、戦艦が活躍できる時代の終焉を告げた艦として名を留めている。

ビスマルク型戦艦の歴史
ビスマルク[Bismarck]
1936年 7月 1日ブローム・ウント・フォス社(ハンブルグ)にて起工
1939年 2月14日進水
 進水後に艦首形状の改修工事を実施
1940年 6月MES[Magnetischer Eigenschutz]消磁システムの搭載工事を実施
      8月24日竣工
      9月〜バルト海において海上公試、戦闘訓練任務に従事
     10月〜ゴーテンハーフェンにてレーダー、対空兵装などの強化改修を実施
1941年 1月修理及び不具合個所の改修を実施
      5月 6日ヒトラー総統の査閲を受ける
      5月19日ライン演習作戦に参加のためゴーテンハーフェンを出港
      5月23日デンマーク海峡で英重巡「ノーフォーク」「サフォーク」に発見される
      5月24日英戦艦と交戦。「フッド」を撃沈、「プリンス・オブ・ウェールズ」に損害を与える
      5月25日英空母「ヴィクトリアス」ソードフィッシュ雷撃機の雷撃を受けるも損傷軽微
      5月26日英空母「アークロイヤル」のソードフィッシュ雷撃機の雷撃を受け航行不能となる
      5月27日英戦艦「キング・ジョージV世」「ロドニー」の砲撃を受け沈没
ティルピッツ[Tirpitz]
1936年11月 2日ヴィルヘルムスハーフェン海軍工廠にて起工
1939年 4月 1日進水
1941年 2月25日竣工
1941年 3月〜バルト海にて戦闘訓練任務に従事
      5月 6日ヒトラー総統の査閲を受ける
      9月下旬ソ連バルト艦隊の海上封鎖突破阻止のためオーランド諸島沖へ出撃
     10月〜ゴーテンハーフェンにてレーダー、対空兵装、魚雷発射管などの強化改修を実施
1942年 1月〜ノルウェー水域(トロンハイム)へ派遣
      3月〜アイスランド〜ムルマンスク間の補給路に対して攻撃作戦を実施
     10月英海軍の人間魚雷「チャリオット」二機が攻撃(タイトル作戦)を行うが失敗
     11月ノルウェー(フェッテンフィヨルド)にて対空兵装強化を実施
1943年 9月スピッツベルゲン島に対して艦砲射撃を実施
      9月22日英特殊潜航艇「X艇」の攻撃(ソース作戦)を受け損傷。航行不能となる
     10月〜ノルウェー(コーフィヨルド)にて修理を実施
1944年 3月修理は完了するが、フィヨルド内から出港せず温存される
      4月 3日英空母「ヴィクトリアス」「フューリアス」機の爆撃(タングステン作戦)を受け損傷
      5月損傷修理にあわせてレーダー、対空火器の増強を実施
      9月15日英空軍「ランカスター」爆撃機の爆撃(パラベーン作戦)を受け損傷
     10月ノルウェー北部のトロムソへ待避。防空浮き砲台として使用される
     11月12日英空軍「ランカスター」爆撃機の爆撃(カテキズム作戦)を受け大破横転、着底する
1948年〜57年解体処分される


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