軽巡洋艦/練習巡洋艦 ジャンヌ・ダルク

Light(Training) Cruiser "Jeanne D'Arc"
Croiseur léger(Croiseur-École) "Jeanne D'Arc"


フランス海軍 フランス海軍


Jeanne D'Arc
スペックデータ
排水量:(満)8,950t ボイラー:Penhoët罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油1,400t
全長:(全)170.00m
全幅:17.70m 主機:Parsons式蒸気タービン×2基、2軸推進
吃水:6.17m
出力:32,500hp
武装:
50口径15.5cm連装砲4基、7.5cm単装砲4基、37mm連装
機関砲2基(後に40mm連装ボフォース機関砲3基に換装)、55cm
魚雷発射管2門、水偵2機搭載(ただしカタパルトは無し)
最大速力:25.0kt
航続距離:11ktで5,200浬
乗員定数:500名程度+候補生156名

同型艦名(1隻)
ジャンヌ・ダルク[Jeanne D'Arc]

軽巡洋艦/練習巡洋艦ジャンヌ・ダルクについて
 1926年度に本格的な練習巡洋艦として計画が提出され、28年から建造が開始された艦。これまで 候補生の練習艦として使用されていた艦の老朽化や搭載設備の旧式化に伴い新造が認可されたものである。
 軽巡 「デュゲイ・トルーアン」型と 同様に主砲は陸軍主力重砲と同じ15.5センチ口径のものが搭載 されているが、この陸軍重砲と同じ口径砲の使用は当艦が最後となった。また訓練に使用するため単装で あるが魚雷発射管も装備されていた。水上偵察機も搭載することができたが、カタパルトは装備されてい なかったため、水偵の発進はクレーンで水上に降ろしてから自力で離水するようになっていた。
 第二次大戦では自由フランス軍に参加し、候補生を収容するための広い艦内スペースを利用した兵員輸 送任務などに従事しており、ノルマンディ上陸戦後に新生フランス政府の基盤となった自由フランス政府 要員をシェルブールに輸送する任務にも従事した。
 戦後も長くフランス海軍の士官候補生練習艦として任務に従事し、1965年まで現役であった。

軽巡洋艦/練習巡洋艦ジャンヌ・ダルクの歴史
ジャンヌ・ダルク[Jeanne D'Arc]
1928年 8月31日ペノエ[St.Nazaire Penhoët]造船所にて起工
1930年 2月14日進水
1931年 9月14日竣工
 士官候補生の練習艦として訓練任務に従事
1939年 9月〜西大西洋にて警戒任務に従事
1940年 5月英国へ金塊(通貨準備金)を運搬する任務に就く
      7月〜フランス降伏によりアンティル諸島マルティニク島で活動停止となる
1942年 5月マルティニク島にて連合軍に武装解除される
1943年 7月〜自由フランス軍に参加。米国にて航空艤装撤去および対空兵装強化の工事を実施
     10月〜アヤッチオ−コルシカ間で兵員輸送任務に従事
1944年 8月シェルブールに臨時フランス政府要員を輸送する
1945年 3月ドイツ沿岸部の砲撃に参加
1946年 7月〜練習艦に復帰し、士官候補生の訓練任務に従事
1965年除籍。後にスクラップとして解体処分される


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