敷設艦 ポリュクス

Minelayer "Pollux"
Mouilleur de mines "Pollux"


フランス海軍 他 フランス海軍 イギリス海軍


Pollux
「ポリュクス」(1930年頃)
スペックデータ
排水量:(基)2,463t ボイラー:(形式不詳)罐・石炭専焼×6基 燃料搭載量:石炭367t
全長:(全)64.2m
全幅:15.5m 主機:直立型往復動蒸気機関(3段膨張式)×2基、2軸推進
吃水:6.0m
出力:4,000hp
武装:
45口径10cm単装砲4基、37mm単装機関砲2基
機雷236個搭載
最大速力:14.0kt
航続距離:8ktで2,300浬
乗員定数:162名

同型艦名(1隻)
ポリュクス [Pollux]

敷設艦ポリュクスについて

 ロシアから逃亡してきた白系ロシアの砕氷船「イリヤ・ムロメッツ」[Илья Муромец]を前身とする艦で、敷設艦「カストール」と同じくフランス海軍へ譲渡後に敷設艦として改修されたものである。
 「カストール」よりも一回り小型であったため、機雷搭載数や燃料(石炭)搭載量は少なくなっているが、最高速度や砲火力については同等だった。

 敷設艦へ改修後はグリーンランドへの科学調査隊派遣などに参加している。第二次大戦勃発後はダンケルク沿岸(ボン・ド・フランドル[Bancs de Flandre])への敷設などに従事しているが、英軍のカタパルト作戦(フランス降伏後、残存艦艇をビシー政権および枢軸側へ渡さないようにする作戦)により、ポーツマスにてイギリス海軍に接収され大戦中はレーダー練習艦として使用された。
 戦後、フランスへ返還され兵舎船として1960年代まで使用されている。


敷設艦ポリュクスの歴史
ポリュクス [Pollux]
1915年英スワン・ハンター社[Swan Hunter]にて起工
      11月25日進水
      12月ロシア砕氷船「イリヤ・ムロメッツ」として就役
1920年ロシア革命に際し、フランスへ逃亡
後に支援の対価としてフランス海軍へ引き渡し
1928年〜ロリアン工廠[Arsenal de Lorient]にて敷設艦へ改修
1932年〜グリーンランドへの科学調査隊派遣を支援
1939年 9月〜第二次大戦勃発。ダンケルク沿岸などで敷設任務に従事
1940年 7月 3日フランスがドイツへ降伏したため、ポーツマスにて英軍に接収される
接収後はレーダー練習艦として訓練任務に従事
1946年 7月 5日フランスへ返還。シェルブールへ到着
1950年 8月 9日曳航されロリアンへ回航
1952年 3月14日ロリアンにて兵舎船として使用。艦名を「テレマック」[Télémaque]と改名
1963年 7月22日除籍。翌年解体処分


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