敷設艦 カストール

Minelayer "Castor"
Mouilleur de mines "Castor"


フランス海軍 他 フランス海軍 イタリア海軍


Castor
「カストール」(撮影時期不詳)
スペックデータ
排水量:(基)3,150t ボイラー:(形式不詳)罐・石炭専焼×6基 燃料搭載量:石炭686t
全長:(全)75.2m
全幅:17.3m 主機:直立型往復動蒸気機関(3段膨張式)×3基、3軸推進
吃水:6.4m
出力:6,400hp
武装:
45口径10cm単装砲4基、37mm単装機関砲2基
機雷268個搭載
最大速力:14.0kt
航続距離:10ktで4,500浬
乗員定数:167名

同型艦名(1隻)
カストール [Castor]

敷設艦カストールについて

 フランス海軍は機雷戦に重きを置いておらず、第一次大戦終結まで専用の機雷敷設艦を保有していなかった。1920年代になって、敷設巡洋艦「プルトン」の建造が行われたが、第二次大戦終結までに新造された敷設艦は「プルトン」のみであった。
 当艦は第一次大戦終結後にロシアから逃亡してきた砕氷船「コスマ・ミニン」[Козьма Минин]で、白系ロシアへの支援の対価として仏海軍へ譲渡されたものである。仏海軍は1928年から翌年にかけて敷設艦への改修工事を行っている。

 第二次大戦ではビゼルトで敷設任務に従事している。フランス降伏後は武装解除され1942年にドイツ軍からイタリア軍へ引き渡されたが、その後ドイツ軍により沈没させられた。


敷設艦カストールの歴史
カストール [Castor]
1915年英スワン・ハンター社[Swan Hunter]にて起工
1916年 8月29日進水
      11月ロシア砕氷船「コスマ・ミニン」として就役
1922年ロシア革命に際し、フランスへ逃亡
後に支援の対価としてフランス海軍へ引き渡し
1928年〜ロリアン工廠[Arsenal de Lorient]にて敷設艦へ改修
1939年 9月〜(第二次大戦勃発)
1940年 6月〜ビゼルトへ転戦。敷設任務に従事
      10月10日ビゼルトにて武装解除される
1942年12月ドイツ軍に接収され、イタリア海軍へ引き渡し。艦名を「FR60」と改名
1943年 5月 6日ビゼルトにて独軍により撃沈される
1947年浮揚、解体処分


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