シュフラン型 重巡洋艦

"Suffren" Class Heavy Cruisers
Croiseurs Lourds Classe "Suffren"


フランス海軍 フランス海軍


Suffren
スペックデータ
排水量:(満)12,780t ボイラー:Guyot罐・石炭重油混焼×9基(1基は補用) 燃料搭載量:重油1,800t
     (石炭搭載量は不明)
全長:(全)194.00m
全幅:19.20m 主機:Rateau-Bretagne式ギヤードタービン×3基、3軸推進
     (補助用としてRenaultディーゼル機関×3基を搭載している)
吃水:7.44m
出力:90,000hp
武装:
50口径8inch連装砲4基、50口径7.5cm単装高角砲8基
(Suffrenの対空火器は米国にて改装後56口径40mmボフォース
機関砲8門、70口径20mmエリコン機関砲16門に換装された)、
55cm魚雷3連装発射管2基、水偵2〜3機搭載
最大速力:31.3kt
航続距離:15ktで4,600浬
乗員定数:750名程度

同型艦名(2隻)
シュフラン[Suffren]コルベール[Colbert]

シュフラン型重巡洋艦について
 ワシントン条約締結後に初めて建造した条約型重巡洋艦 「デュケーヌ」型に続いて建造された重巡洋艦。 「デュケーヌ」型は極端に装甲を薄くしたため防御力に難があるとして、速度の低下と引き替えに装甲を 強化した改良型で、基本設計は「デュケーヌ」型と同じであるが装甲重量は倍以上となったため最高速度 が低下した。
 当クラスは全部で4隻の建造が行われているが、資料によって姉妹艦のクラス分けが異なっている(全 艦を「シュフラン」型としたもの、「シュフラン」を第1グループとし以降の3隻を第2グループとした もの、装甲重量から「シュフラン」、「コルベール」「フォッシュ」、「デュプレ」の3グループに分け たものなどがある)が、当サイトでは竣工時の搭載罐の種類(混焼罐か重油罐か)で2隻ずつのグループ (「シュフラン」型と「フォッシュ」型) に分けている。
 第二次大戦では「シュフラン」は自由フランス軍に加わって終戦まで生き残っており、戦後もインドシナ 戦争に参加しているが、「コルベール」は1942年にドイツ軍の接収をおそれツーロン軍港で自沈して しまっている。

シュフラン型重巡洋艦の歴史
シュフラン[Suffren]
1926年 4月17日ブレスト(Brest)工廠にて起工
1927年 5月 3日進水
1930年 1月 1日竣工
 第1戦隊に所属し、地中海方面で任務に従事
1939年 7月〜極東艦隊に転属し、極東艦隊旗艦となる
     11月〜英壕海軍とともにオーストラリア軍輸送船団の護衛任務に従事
1940年 5月アレキサンドリアへ移動。エーゲ海方面で作戦に従事
      7月〜フランス降伏のため、英軍に武装解除され活動停止となる
1943年 5月〜自由フランス軍に参加。米国にて対空機器の改修を実施
1944年南大西洋にて哨戒任務に従事
1945年フランス海軍籍に復帰。オーバーホールを実施
1946年 2月〜仏印へ進駐。ベトナム独立同盟(ベトミン)と交戦する
1947年10月 1日退役。保管船となる
1974年除籍日不明。スクラップとして解体処分される
コルベール[Colbert]
1927年 6月12日ブレスト工廠にて起工
1928年 4月20日進水
1931年 3月 4日竣工
 第1戦隊に所属し、地中海方面で任務に従事
1937年〜スペイン内戦に際し、スペイン近海で警戒任務に従事
1939年 9月〜独重巡「アドミラル・ヒッパー」に対する哨戒任務に従事
1940年 6月13日ジェノワ港襲撃に参加
      7月〜フランス降伏のため、ビシー政府の指揮下に入る
      8月〜ツーロンにて修理を実施。完了は同年末
1941年 1月〜第1巡洋戦隊に所属
1942年11月27日ドイツ軍の接収をおそれツーロン軍港にて自沈
1946年浮揚後、スクラップとして解体処分される


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