重巡洋艦 アルジェリー

Heavy Cruiser "Algérie"
Croiseur Lourds "Algérie"


フランス海軍 フランス海軍


Algerie
スペックデータ
排水量:(満)13,460t ボイラー:Indret罐・重油専焼×8基 燃料搭載量:重油2,935t
全長:(全)186.16m
全幅:20.00m 主機:Rateau-Bretagne式ギヤードタービン×4基、4軸推進
吃水:7.50m
出力:84,000hp
武装:
55口径8inch連装砲4基、45口径10cm連装砲6基、(後に60口径
37mm連装機関砲4基追加)、55cm魚雷3連装発射管2基、
水偵2〜3機搭載
最大速力:31.0kt
航続距離:15ktで8,700浬
乗員定数:748名

同型艦名(1隻)
アルジェリー[Algérie]

重巡洋艦アルジェリーについて
 「デュプレ」(「フォッシュ」型 最終艦)に続く形で建造されたフランス最後の条約型重巡洋艦であるが、同型艦は無く1隻のみの建造であっ た。
 フランス最初の条約型重巡 「デュケーヌ」型では防御力を 犠牲にして速度を得ていたが、 「シュフラン」型とその改良型で ある「フォッシュ」型では、徐々に防御力を高めた設計に改められた。当艦 はその流れを汲み、更に防御力を高めた設計とされており、甲板装甲の厚さ(80ミリ)は列強各国の条約型 重巡と比べても最も厚い装甲であった。しかし装甲を強化したことによる重量増加を抑え、条約の基準排水量 をクリアするため更に機関部を縮小しており、高圧罐を採用したものの出力は下がってしまっている(最高速 度は「フォッシュ」型と同じ31ノットだった)。艦橋はこれまでの三檣楼から塔型に変更され、機関部の縮 小により煙突も1本となったため船体中央部にまとめられた上部構造物はコンパクトな印象を受ける。
 第二次大戦緒戦には対イタリア戦を戦っているが、その後ビシー政権の指揮下に置かれ1942年11月に 他の艦と共にツーロンで自沈してしまった。

重巡洋艦アルジェリーの歴史
アルジェリー[Algérie]
1931年 3月19日ブレスト[Brest]工廠にて起工
1932年 5月21日進水
1934年 9月15日竣工
 第1戦隊旗艦として地中海方面で任務に従事
1939年 9月第3戦隊旗艦として第二次大戦に参加
     10月〜ダカールを拠点に独艦に対する哨戒任務に従事
     11月末〜ツーロンに帰還し修理を実施。戦線復帰は翌年3月
1940年 4月カナダへ金塊を輸送する任務に従事
      6月イタリア参戦のためジェノア砲撃などに従事
      7月〜フランス降伏のため、ビシー政府の指揮下に入る
1942年11月27日ドイツ軍の接収をおそれツーロン軍港にて自沈
1943年 3月18日イタリア軍の手で浮揚されるが、スクラップとして廃棄される


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