モガドル型 大型駆逐艦

"Mogador" Class Large Destroyers ("2,900ton" Class)
Contre Torpilleurs Classe "Mogador" (Classe "2,90tonne")


フランス海軍 フランス海軍


Volta
スペックデータ
排水量:(基)2,884t ボイラー:メーカー不詳罐・重油専焼×4基 燃料搭載量:重油721t
全長:(全)137.45m
全幅:12.67m 主機:Rateau-Bretagne式ギヤードタービン×2基、2軸推進
吃水:4.57m
出力:92,000hp
武装:
45口径13.8cm連装砲4基、50口径37mm連装対空機関砲2基、
76口径13mm連装機関砲2基、55cm魚雷3連装発射管2基、同連装
発射管2基、機雷40個もしくは爆雷搭載可能(投射機2)
最大速力:39.0kt
航続距離:18ktで3,470浬
乗員定数:264名

同型艦名(2隻+未着工4隻)
モガドル[Mogador]ヴォルタ[Volta]  
クレベ[Kleber]ドサイ[Desaix]マルソー[Marceau]オシュ[Hoche]

モガドル型大型駆逐艦について
 1932年度以降の計画で建造された大型駆逐艦。フランス海軍が36隻もの大量建造を計画した大型 駆逐艦の最後のクラスである。1932年度計画でネームシップである「モガドル」、1934年度計画 で2番艦「ヴォルタ」が発注され両艦とも1934年起工、1939年に竣工している。なお戦雲が迫っ た1938年度になって4隻が追加発注されたが、これらの艦は着工前に開戦となったため起工できずに 終わっている。
 主砲を連装化することで火力強化が行われており、魚雷発射管も全部で10門と増えている。また機関 出力も9万馬力を超えるものに強化され最高速度は39ノットとなり、他国に類を見ない強武装かつ高速 な駆逐艦となっている(満載時で4,000トンを超え、日本海軍の軽巡 「夕張」よりも大型な当ク ラスを駆逐艦として分類するのも首を傾げるところではある)。
 竣工することが出来た2隻は大戦初頭にドイツ装甲艦の捜索などの行動をおこなったが、フランス降伏 後はメルセルケビール海戦を逃れツーロンに係留され、1942年11月に自沈するという最期を迎えて いる。

モガドル型大型駆逐艦の歴史
モガドル[Mogador]
1934年12月28日ロリアン[Lorient]海軍工廠にて起工
1937年 6月 9日進水
1939年 4月 8日竣工
 大戦緒戦は大西洋で行動。独装甲艦「グラフ・シュペー」追跡などに参加
1940年 7月 3日メルセルケビール海戦に参加。英軍の攻撃を受け艦尾を大破
1941年11月 5日曳航されツーロンへ脱出。セイン造船所にて応急修理を実施
1942年11月27日ドイツ軍の接収をおそれ、ツーロンにて自沈
1943年 4月 5日浮揚されるが、修理は行われず放棄となる
ヴォルタ[Volta]
1934年12月24日ブルターニュ[Bretagne]造船所にて起工
1936年11月26日進水
1939年 3月 6日竣工
 大戦緒戦は大西洋で行動。独装甲艦「グラフ・シュペー」追跡などに参加
1940年 7月 3日メルセルケビール海戦に参加。英軍の攻撃を逃れツーロンへ脱出
1942年11月27日ドイツ軍の接収をおそれ、ツーロンにて自沈
1943年 5月20日浮揚されるが、修理は行われず放棄となる
クレベ[Kleber]
1939年第二次大戦開戦のためキャンセルされる
ドサイ[Desaix]
1939年第二次大戦開戦のためキャンセルされる
マルソー[Marceau]
1939年第二次大戦開戦のためキャンセルされる
オシュ[Hoche]
1939年第二次大戦開戦のためキャンセルされる


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2004,05,26