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下記写真はイーグルモス社発行「隔週刊 世界の軍艦コレクション」付属の模型です(クリックで拡大(要Javascript)) |
![]() 第56号(2015.03.17) 空母「ベアルン」1939年 |
スペックデータ(竣工時) | ||
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排水量:(満)28,400t | ボイラー:Du Temple-Normand罐・重油専焼×12基 | 燃料搭載量:重油4,500t |
全長:(全)182.6m | ||
全幅:(船)27.0m | 主機:Parsons式高速直結タービン×2基および レシプロ蒸気機関(4気筒3段膨張式)×2基、4軸推進 (ただしタービンの2基2軸は高速時しか使用しない) | |
吃水:9.29m | ||
出力:22,200hp(内舷2基) +15,000hp(外舷2基) |
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最大速力:21.0kt | ||
航続距離:10ktで6,000浬 | ||
乗員定数:875名(航空隊除く) | 飛行甲板:182.6×35.0m、昇降機3基 |
ベアルン[Béarn] |
航空母艦ベアルンの歴史 | |
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ベアルン[Béarn] | |
1914年 1月10日 | ラ・セーヌ[La Seyne]造船所にて戦艦として起工 |
1920年 4月 2日 | 進水。予算不足のため工事は休止状態となる |
10月 | 仮設の飛行甲板を設置し、航空機の離着艦試験を実施 |
1923年 8月 | 航空母艦への改装工事に着手 |
1927年 6月 | 航空母艦として竣工 |
1928年 | 飛行甲板前部に傾斜をつける工事を実施 |
1935年 | 煙突部の改修、甲板部や対空兵装の改装工事を実施 |
1936年 3月 | 双発旅客輸送機ポテ565の発艦試験を実施 (世界初の双発機による航空母艦発艦) |
1939年 | 第二次大戦に参加。独装甲艦追跡や航空機運搬に従事 |
1940年 5月 | フランスが保有する金地金をカナダへ輸送する任務に従事 |
6月 | フランス降伏により西インド諸島にて米軍に抑留される |
1942年 5月 | 連合軍により非武装化される |
1943年 6月30日 | 自由フランス海軍に参加する |
1943年後半〜 | 米ニューオリンズにて航空機輸送艦への改造と武装の搭載工事を実施 |
1945年 3月〜 | 自由フランス海軍に復帰するも、米軍の航空機輸送に使用される |
9月〜 | 終戦後は東南アジア方面への輸送任務に従事 |
1948年〜 | 係留練習船として使用される |
1966年11月 | 退役。翌年スクラップとして売却される |