潜水艦「おやしお」(2代)型

SS "Oyasio(2)" Class


おやしお型
おやしお型潜水艦Copyright JMSDF
スペックデータ
排水量:(基)2,750t 主機:川崎12V25/25Sディーゼル×2基および
    水中航行用メインモーター×1基 1軸推進
出力:水上3,400馬力、水中7,700馬力
全長: 82.0m
全幅:  8.9m
武装:
533mm魚雷発射管6門(USMハープーン発射可能)
吃水:  7.4m
最大速力:水上12kt、水中20kt
乗員定数: 70名

潜水艦「おやしお」(2代)型について
 三世代にわたり性能向上を行ってきた涙滴型潜水艦だったが、この海上自衛隊最新鋭の潜水艦は涙滴型から脱却し葉巻型とでもいえる形状へ変化している。そのため涙滴型ではズングリしていた艦型も細長いものとなり艦の最大幅は減少している。
 従前は艦首部にだけ装備していたソナーだが、この「おやしお」型からは船体全部を感知部とする新型のコンフォーマル・ソナーを装備しており、探知追尾性能は格段に向上している。また新型の戦闘情報処理システムも搭載しており、攻撃能力も高められている。
 対ソナー対策も充実しており、船体やセイル側面にはゴム製の遮蔽タイルが貼り付けられている。なお最新技術により省力化が進んでいるため定員数は若干減少(それでも他国の同クラス潜水艦と比較すると海上自衛隊の潜水艦は定員が多い)している。
 平成15年度予算までで11隻の姉妹艦が建造され、その後は新型(「そうりゅう」型)の建造へ移行している。なお、ネームシップである「おやしお」は、平成27年に練習潜水艦「ふゆしお」が退役したため、後を継いで練習潜水艦へ種別が変更された。
 海上自衛隊潜水艦は防衛大綱などで全体の定数(保有隻数)が設定されており、これまでの潜水艦は約20年ほどで新しい艦が就役するたびに押し出される形で退役することになっていたが、平成22年に定められた大綱により潜水艦定数が22隻(+練習潜水艦2隻)に増加したため、潜水艦の寿命も約24年へ延長されることになった。これにより本クラスは寿命を約25年とするための艦齢延長改修が行われる。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
590おやしお(2)
"Oyasio(2)"
H6.1.26H8.10.15H10.3.16H27.3.6
TSS3608
川崎神戸【親潮】千島海流の和名から
591みちしお(2)
"Mitisio(2)"
H7.2.16H9.9.18H11.3.10 三菱神戸【満潮】満ちてくる潮の意
592うずしお(2)
"Uzusio(2)"
H8.3.6H10.11.26H12.3.9 川崎神戸【渦潮】渦巻く潮の意
593まきしお(2)
"Makisio(2)"
H9.3.26H11.9.22H13.3.29 三菱神戸【巻潮】逆巻く潮の意
594いそしお(2)
"Isosio(2)"
H10.3.9H12.11.27H14.3.14 川崎神戸【磯潮】磯に寄せる潮の意
595なるしお(2)
"Narusio(2)"
H11.4.2H13.10.4H15.3.3 三菱神戸【鳴潮】鳴り響く潮の意
596くろしお(3)
"Kurosio(3)"
H12.3.23H14.10.23H15.3.8 川崎神戸【黒潮】日本海流の和名
597たかしお(2)
"Takasio(2)
H13.1.30H15.10.1H17.3.9 三菱神戸【高潮】沿岸部を襲う高波のこと
598やえしお(2)
"Yaesio(2)"
H14.1.15H16.10.5H18.3.9 川崎神戸【八重潮】八重に重なる潮の意
599せとしお(2)
"Setosio(2)"
H15.1.23H17.10.5H19.2.28 三菱神戸【瀬戸潮】瀬戸を流れる潮の意
600もちしお(2)
"Motisio(2)"
H16.2.23H18.11.6H20.3.6 川崎神戸【望潮】満月の時の潮


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