潜水艦「おやしお」(初代)

SS "Oyasio(1)"


おやしお
SS511「おやしお」
スペックデータ
排水量:(基)1,130t 主機:川崎・MAN V8V22/30Mディーゼル×2基および
    水中航行用メインモーター1式 2軸推進
出力:水上2,700馬力、水中5,900馬力
航続距離:10ktで5,000浬(水上)
全長: 79.0m
全幅:  7.0m
吃水:  5.9m(4.6m説有)
武装:
53cm魚雷発射管4門(魚雷搭載数10発)
最大速力:水上13kt、水中19kt
乗員定数: 65名

潜水艦「おやしお」(初代)について
 米海軍から貸与された「くろしお」により一応の潜水艦保有を果たした海上自衛隊は次に国産潜水艦の建造を目指した。潜水艦保有に対する風当たりの強い中であったが昭和31年度に潜水艦調査費が盛り込まれ国産潜水艦建造がスタートした。それでも建造名称が「水中高速目標艦」とされ潜水艦という言葉が使われなかった点は世論に配慮してのことであったのだろう。
 「くろしお」よりも小型の船体として設計されたが、これは運用の容易さを考慮したのと建造費上昇を抑えるためで、戦時中に建造された旧海軍の「ロ35」型および「イ201」型が参考にされた。
 また、新時代の潜水艦として戦時中の水上高速型を止め、水中高速・深深度潜航・シュノーケル装備などが決定されたが、あくまでも訓練目的と言うことで兵装や航続距離は低いままに止められている。
 竣工後の昭和37年に「くろしお」と共に第1潜水隊を編成し、各種訓練などに従事した。昭和51年9月に当艦は除籍されたが、これは老朽化という理由がついていたものの実際は防衛計画大綱に潜水艦保有数上限が定められた事による押し出し除籍という側面もあったようだ。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
511おやしお(1)
"Oyasio(1)"
S32.12.25S34.5.25S35.6.30S51.9.30川崎神戸【親潮】千島海流の和名


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LAST UPDATE 2015,12,29(FirstUp 2000,09,02)