潜水艦「くろしお」(初代)

SS "Kurosio(1)"


くろしお
SS501「くろしお」
スペックデータ
排水量:(基)1,525t 主機:HOR製ディーゼル×4基および
    水中航行用メインモーター1式 2軸推進
出力:水上1,500馬力、水中2,400馬力
全長: 95.02m
全幅:  8.3m
武装:
53cm魚雷発射管10門(艦首6、艦尾4)
吃水:  4.65m
最大速力:水上20kt、水中10kt
乗員定数: 81名

潜水艦「くろしお」(初代)について
 発足直後の海上自衛隊はアメリカから供与・貸与された水上艦艇を多数受け取り、水上部隊としては一応の戦力を整えることが出来た。しかし、太平洋戦争における敗因の一つに連合国潜水艦による海上封鎖があったことは強く認識されており、海上自衛隊としても対潜作戦に力を注ぐ必要があった。
 だが、図上演習やシミュレーションでは作戦能力強化にも限界があったため、どうしても実際の潜水艦相手による訓練が必要であった。米海軍所属の潜水艦に協力を仰ぐこともできたが、これでは米海軍の都合が優先されるため計画的な訓練ができないので、自前の潜水艦保有が急務となったのである。
 昭和30年に米国へ要請していた潜水艦貸与が認められ、第二次大戦中に建造された「ガトー」型潜水艦の1隻「ミンゴ」(米国エレクトリックボート社建造)が海上自衛隊へ貸与されることになり、海上自衛隊初の潜水艦として「くろしお」と名付けられた。
 昭和30年8月15日にサンディエゴで海上自衛隊に引き渡された「くろしお」は自衛艦隊所属となり、水上部隊の対潜訓練に重用されたが、同時に潜水艦クルー育成にも大いに役だった。自衛隊就役当初は潜水艦保有に対して世論の風当たりが強かったので母港である横須賀では無く米海軍専用となっていた横浜港サウスピアを拠点として活動していた。
 昭和37年に呉地方隊へ所属変更されたのち、昭和41年に保管船となり昭和45年に解役され米国へ返還された。

同型艦一覧
艦番艦名起工竣工海自編入除籍建造所艦名の由来
501くろしお(1)
"Kurosio(1)"
S17.3.21S18.2.12S30.8.15S45.8.15米EB社【黒潮】日本海流の和名


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