魚雷艇「10号」

PT No.10


魚雷艇10号
PT810「10号」
スペックデータ
排水量:(基)90t 主機:英ネイピア・デルティックディーゼル×3基 3軸推進
出力:9,400馬力
全長: 32.0m
全幅:  8.5m
武装:
40mm単装機関砲2基、53cm魚雷発射管4門
吃水:  1.1m
最大速力:40.0kt
乗員定数:26名

魚雷艇「10号」について
 昭和35年度計画で建造された魚雷艇。1次防(昭和33年〜35年度)で建造された唯一の魚雷艇である。
 これまで建造された魚雷艇の実績を生かして1隻だけ建造された。これは当艇をプロトタイプとして建造し、当艇の実績を元に実戦型魚雷艇を建造するためであったが、結局2次防(昭和36年〜41年度)には魚雷艇の新造計画は盛り込まれず、実戦型魚雷艇の出現は3次防計画中の昭和44年度までお預けとなった。
 船体材は軽合金製、駆潜艇なみの凌波性と40ノットという高速を発揮する高性能な魚雷艇であったが、魚雷艇は数を整備しないことには威力を発揮できないので次の「11号」型が量産されるまでの海自魚雷艇戦力は微々たる物であったと言えよう。
 兵装は40mm機関砲2基および53cm魚雷発射管4門と「7号」型と同じであるが、必要に応じて爆雷投下軌条などと換装が可能であった。
 当艇は「11号」型のプロトタイプとして実用実験隊などで各種試験に使用された後、昭和50年に除籍された。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
81010号S36.1.30S36.7.28S40.2.26S50.4.10三菱下関計画順の番号として10号を付与


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