掃海母艇「なさみ」型

MST "Nasami" Class


なさみ
MST471「なさみ」
スペックデータ
排水量:(基)700t 主機:GM社製6−278Aディーゼル×2基 2軸推進
出力:1,000馬力
全長: 54.0m
全幅:  9.8m
武装:
武装なし
吃水:  2.4m
最大速力:11.0kt
乗員定数:50名

掃海母艇「なさみ」型について
 昭和29年度に米国から供与された艇。元は大戦中に米陸軍がマスプロ化した小型物資輸送艦[Freight and Supply ship]で旧艇名は「FS408」(なさみ)および「FS524」(みほ)である。「なさみ」は供与後に掃海母艇へ改装されたが、「みほ」は特務艇として輸送任務などに従事した後、昭和34年に掃海母艇に改装・区分変更されている。「なさみ」では艇尾に居住用甲板室を増設しているが、「みほ」は艦橋前の船倉と上甲板を居住室としたため、同型艇ながらシルエットは異なっている。
 戦後の日本沿岸掃海活動に欠かせない艇として活躍し、昭和34年10月の伊勢湾台風に際しては災害救援活動にも派遣従事した。また、昭和39年の東京オリンピックで「なさみ」はヨット競技の支援艇も務めている。
 昭和46〜47年に特務艇へ種別変更され、昭和50〜51年にかけて両艇とも米国へ返還された。「みほ」は米国返還後、佐世保で大規模な修理を実施し、1978年(昭和53年)にフィリピンへ売却され、翌年フィリピン海軍特務艇「マンギャン」[Mangyan]として就役、現在(2013年時点)でも現役として使用されている。

同型艦一覧
艦番艦名竣工海自編入除籍建造所艦名の由来
471なさみ
"Nasami"
S20.5.10S30.3.31S51.3.31ヒッキンボサム
・ブラザーズ社
広島県の奈佐美ノ瀬戸から取った
472みほ
"Miho"
S20.10.11S30.3.31S49.9.30カルメット造船静岡県の三保岬から取った


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