掃海艇「やしま」型

MSC "Yasima" Class


やしま
MSC651「やしま」
スペックデータ
排水量:(基)330t 主機:ゼネラル・モータース8−268Aディーゼル×2基 2軸推進
出力:880馬力
全長: 44.0m
全幅:  8.5m
武装:
20mm機関砲1基、
掃海具(係維掃海具、磁気掃海具および音響掃海具)1式
吃水:  2.7m
最大速力:13.0kt
乗員定数:35名

掃海艇「やしま」型について
 発足直後の海上自衛隊に最も必要だった艦艇が掃海艇である。これは戦時中に連合軍が日本近海へ無数の機雷を敷設したため、内海の航海安全のためにも早急の掃海が必要だったからである。しかし、海上自衛隊発足時に保有していた掃海艇は海上警備隊から引き継いだ旧軍特務艇改装型の旧式な物がほとんどであったため掃海活動に不自由を生じていた。そこで、米国から新型沿岸掃海艇の供与を受けることになったのである。
 昭和29年から32年にかけて供与されたのがこの「やしま」型掃海艇で、元は米海軍が戦後に近代機雷戦を考慮して建造した「ブルーバード」[Bluebird]型沿岸掃海艇である。この「ブルーバード」型掃海艇は百数十隻もの大量建造がなされた掃海艇であるが米本国では約二十隻が使用されるのみで、大半は西側各国の同盟軍へ供与・貸与されている。日本へ供与されたのは「AMS144」「AMS95」「AMS255」「AMS258」の4隻でそれぞれ「やしま」「はしま」「つしま」「としま」と命名され編入された。
 西側各国海軍が使用する掃海艇の標準型としてかなり整ったスタイルをしており、日本でも後に建造した「かさど」型掃海艇のプロトタイプとしたほどであった。
 なお、全艇とも昭和45年ごろ特務艇に種別変更され、昭和52〜3年に除籍後米国へ返還されている。

同型艦一覧
艦番艦名竣工供与除籍建造所艦名の由来
651やしま
"Yasima"
S29.12.01S29.12.16S53.3.20サウス・コースト社山口県の八島から取った
652はしま
"Hasima"
S29.05.07S30.6.3S52.3.31ナショナル鉄鋼造船横須賀港の波島から取った(諸説有り)
653つしま(1)
"Tusima(1)"
S31.07.01S31.7.18S53.3.20ステフェン兄弟社長崎県の対馬から取った
654としま
"Tosima"
S32.01.28S32.2.1S53.3.20ステフェン兄弟社京都府の戸島から取った(諸説有り)


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