掃海艇「えのしま」(2代)型

MSC "Enosima" Class


えのしま
MSC604「えのしま」 Copyright JMSDF 海上自衛隊公式ホームページから転載
スペックデータ
排水量:(基)570t 主機:三菱6NMUディーゼル×2基 2軸推進
出力:2,200馬力
全長: 63.0m
全幅:  9.8m
武装:
多銃身20mm機関砲1基、
掃海具(処分具、係維式、磁気式)1式
吃水:  2.5m
最大速力:14.0kt
乗員定数:48名

掃海艇「えのしま」(2代)型について
 船体の磁気に反応して起爆する磁気機雷が登場してから長い間、掃海艇の船体は磁気に反応しづらい木造とされてきたが、木造船は建造コストや船体強度、寿命などの諸問題があり、これに替わる材料として強化プラスチック(FRP)の研究が行われてきた。海上自衛隊でも1970年代からFRP艇の研究が行われてきたが、FRP艇の短所(水中放射雑音が大きいこと)を克服するに至らず、木造掃海艇の建造が継続されてきた。
 ところが、2000年代に入って木造船建造のための技術者不足が深刻化したことや、運用コストの見直しなどにより再度FRP艇が望まれるようになってきたため、17中期防で建造予定とされた掃海艇のうち2隻をFRP製で建造することとした。そこで建造されたのが当クラスである。
 「ひらしま」型と同等の性能を持つよう設計が行われたが、船体構造はガラス繊維強化プラスチック製となったことで「ひらしま」型より船体は大型化したが排水量は同じと軽量化されている。また3番艇「はつしま」が搭載する多銃身20ミリ機関砲には、海上保安庁の巡視艇が搭載するものと同等の遠隔操作・自動照準式の射撃指揮装置が搭載された。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
604えのしま(2)
"Enosima(2)"
H21.5.14H22.10.25H24.3.21 ユニバ京浜神奈川県の江の島から
605ちちじま(2)
"Titijima(2)"
H22.5.24H23.11.24H25.3.21 ユニバ京浜東京都の父島から
606はつしま(2)
"Hatusima(2)"
H24.4.26H25.12.6H27.3.19 JMU横浜鶴見静岡県の初島から


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