輸送艦「おおすみ」(2代)型

LST "Oosumi(2)" Class


おおすみ
LST4001「おおすみ」とLCAC Copyright JMSDF
スペックデータ
排水量:(基)8,900t 主機:三井16V42M−Aディーゼル×2基 2軸推進
出力:26,000馬力
全長:178.0m
全幅: 25.8m
武装:
高性能20mmCIWS2基
地上部隊330名または90式戦車18両など搭載可能
吃水:  6.0m
最大速力:22.0kt
乗員定数:135名

輸送艦「おおすみ」型について
 輸送艦「あつみ」型の除籍に伴う更新代艦として建造されたもの。しかし「あつみ」型が海岸に乗り上げ艦首部の扉を開き直接戦車等を揚陸するタイプだったのと異なり、船体は通常のV型船底を採用し揚陸は搭載のホバークラフト型輸送艇(LCAC)2隻を使用するようになっている。これは米国海軍の強襲揚陸艦と同様の思想から設計されたものである。(搭載されているLCACも平成16年度から自衛艦籍に編入されているため、当艦の付属物ではなく独立した艦となっている)
 上甲板は航空母艦のように全甲板をフラットにし、車両などのパーキングスペースと輸送ヘリの発着甲板としている(シルエットだけを見ると航空母艦のような印象を受けるが、実際は甲板強度の関係から固定翼航空機の発着艦は不可能である)。
 当艦1隻で完全装備の普通科3個中隊(330名)を運ぶことが出来る。また艦内には手術室を完備した医務室や艦内デッキには1,000人程度の人員収容能力があることから災害時の救援任務などにも使用できる。平成11年に発生したトルコ大地震で仮設住宅などの救援物資を搭載してトルコへ派遣されたのを皮切りに、東チモールPKOやイラク復興支援、スマトラ沖地震救援、東日本震災での災害派遣などに従事している。

同型艦一覧【艦番( )内は計画番号】
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
4001おおすみ(2)
"Oosimi(2)"
H7.12.6H8.11.18H10.3.11 三井玉野鹿児島県の大隅半島から取った
4002しもきた(2)
"Simokita(2)"
H11.11.30H12.11.29H14.3.12 三井玉野青森県の下北半島から取った
4003くにさき
"Kunisaki"
H12.9.7H13.12.13H15.2.26 日立舞鶴大分県の国東半島から取った


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2015,12,31(First Up 2000,08,28)