護衛艦「はるな」型

DDH "Haruna" Class


ひえい
DDH142「ひえい」Copyright JMSDF
スペックデータ
排水量:(基)4,950t
(「ひえい」は5,050t)
主機:三菱舶用2胴衝動スチームタービン×2基 2軸推進(はるな)
    石川島播磨2胴衝動式スチームタービン×2基 2軸推進(ひえい)
出力:70,000馬力
全長:153.0m
全幅: 17.5m
武装:
54口径5インチ単装速射砲2基、アスロック対潜ロケットランチャー
1基、短魚雷3連装発射管2基、短SAM発射機1基、高性能20mm
CIWS2基、対潜ヘリコプター3機搭載
吃水:  5.2m
最大速力:31.0kt
乗員定数:370名

護衛艦「はるな」型について
 潜水艦の性能向上に伴って対潜作戦を水上艦艇だけで対応することが困難となってきた。そこで自衛隊では昭和37年度からの2次防(第2次防衛力整備計画)で20機程度の対潜ヘリコプターを搭載できるヘリ空母の調達を目論んだが、結局予算の問題と「空母」保有に対する批判により見送られた。
 それに代わって昭和42年度からの3次防で建造されたのが「ヘリコプター搭載護衛艦」という艦種でデビューしたこの「はるな」型である。「空母」的な印象を無くすため後部甲板のみをヘリコプター発着艦甲板としたので搭載機数は3機とかなり減少してしまった。対潜ヘリ3機程度では満足な対潜作戦は不可能であったため、後に新八八艦隊計画(護衛艦8隻+対潜ヘリ8機)が提唱されることになったのである。
 なお、「はるな」型は建造年代が古く、ミサイル戦や電子戦に対する能力不足が明かとなったことと艦齢延長のため昭和59年度からFRAM(近代化)改修工事が実施され、現在も「しらね」型の2隻と共にそれぞれ各護衛隊群の旗艦を務めている。
(2015.12.23追記)平成19年に発生した「しらね」の火災事故により、「しらね」の指揮通信系統機材を全交換する必要が生じた。機材の新規調達には時間も費用もかかりすぎることから、検討の結果「はるな」を退役させ、「はるな」の機材を「しらね」に移植することとなり、平成21年に「はるな」は退役した(その後「ひえい」も平成23年に退役)。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
141はるな
"Haruna"
S45.3.19S47.2.1S48.2.22H21.3.18三菱長崎群馬県の榛名山から取った
142ひえい
"Hiei"
S47.3.8S48.8.13S49.11.27H23.3.16石播東京京都盆地の比叡山から取った


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