護衛艦「はるかぜ」型

DD "Harukaze" Class


ゆきかぜ
DD102「ゆきかぜ」
スペックデータ
排水量:(基)1,700t 主機:三菱エッシャーウイス型スチームタービン(「はるかぜ」)×2基
    新三菱ウェスチングハウス製スチームタービン(「ゆきかぜ」)×2基
    2軸推進  出力:30,000馬力
全長:106.0m
全幅: 10.5m
武装:
38口径12.7cm単装砲3基、40mm4連装機関砲4基、
短魚雷落射機2基(「ゆきかぜ」には装備せず)、ヘッジホッグ
対潜爆雷投射機2基
吃水:  3.7m
最大速力:30.0kt
乗員定数:240名

護衛艦「はるかぜ」型について
 昭和27年に海上自衛隊の前身である海上警備隊が発足したときに保有していた護衛艦(当時は警備船と呼んだ)は全て米国から供与・貸与された第二次大戦型の駆逐艦およびフリゲート艦であった。そこで、昭和28年度に国産警備船の新造計画が認められ、1,600トンクラスの「甲型」2隻と1,000トンクラスの「乙型」3隻が建造されることになったのである。このうち「甲型」として建造されたのがこの「はるかぜ」型である。
 米国で第二次大戦末期にマスプロされた駆逐艦「ギアリング」型を参考にして、やや小型化された設計の艦であるため水平甲板型や艦橋の左右にある舷楼など米国色の強い艦型をしており、搭載する兵装も全てが米国製だったためこれまで日本造船界が培ってきた駆逐艦建造技術はあまり役立っていない感がある。
 大戦中の駆逐艦に比べ武装が少なくなっているが、これは艦内スペースを広くとり兵員の疲労を防ぐためとエレクトロニクス機器の発達により必要となった電力をまかなうために大型の発電機を搭載したからである。
 なお「はるかぜ」型は2隻とも昭和55年に特務艦へ種別変更され、昭和59年度末に老朽化のため除籍された。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
101はるかぜ
"Harukaze"
S29.12.15S30.9.20S31.4.26S60.3.5三菱長崎春の暖かい風の意
102ゆきかぜ
"Yukikaze"
S29.12.17S30.8.20S31.7.31S60.3.27新三菱神戸雪混じりの風の意


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