試験艦「あすか」について
試験艦「くりはま」に続いて建造された2代目の試験艦。
「くりはま」が小型である
ため搭載する装備品の大型化、システム化に対応できなくなったので平成3年度計画により建造された。
護衛艦に搭載するフェイズドアレイレーダーや新型ソナーを試験搭載出来るようになっており「くりはま」に
比べてかなり大型化している。また後部甲板はヘリ甲板となっており、ヘリ1機を格納できる格納庫も備えて
いる。艦橋の直前には短SAMの垂直発射機が搭載可能であり、艦橋上部に設置されるフェイズドアレイレー
ダーとの併用でミニイージスシステム艦としての機能を果たすことも可能である。
船体には各種の試験装備品を搭載するスペースが設けられており、試験評価室や関係者の居住スペースなど
試験環境も充実している。また船体内には大型のバラストタンクを装備しており上部構造物の重量増加による
重心上昇を抑える工夫もなされている。
当艦は「くりはま」と共に開発指導隊群の所属となっている。なお艦名の由来は試験艦の命名基準である「文明・
文化に関する地名」という点から、日本の古代文明が栄えた奈良県飛鳥地方の名称を取っている。