海洋観測艦「ふたみ」型

AGS "Hutami" Class


わかさ
AGS5104「わかさ」Copyright JMSDF
スペックデータ
排水量:(基)2,050t 主機:川崎・MAN V8V22/30ATLディーゼル×2基
(「わかさ」は富士 8L27.5XFディーゼル×2基) 2軸推進
出力:4,400馬力(「わかさ」は4,500馬力)
全長: 97.0m
全幅: 15.0m
武装:
武装なし
各種海洋観測装置を搭載
吃水:  4.3m
 (「わかさ」は4.2m)
最大速力:16.0kt
乗員定数:105名

海洋観測艦「ふたみ」型について
 「あかし」に次いで建造された海上自衛隊2隻目の大型海洋観測艦。「あかし」同様に機雷戦や潜水艦作戦などに必要な海洋データを収集するための艦である。
 建造に際して要求された性能は「あかし」と同等のものであったが、音響観測能力の強化により船体は大型化している。艦首に取り付けられた大型のガントリーが最大の特徴であるが、このガントリーと三台のバウシープを使用して音響観測用ケーブルを海中に敷設したり、逆に収容したりすることができる。また、外洋で錨泊するときはこのガントリーを使用して深海錨舶用の錨を降ろすこともできる。音響観測用ケーブルの他に搭載されている一般観測機器は後部にあるクレーンとウインチで操作し、艦橋後部の観測室で記録・解析をおこなうようになっている。
 観測したデータの位置を記録するための精密艦位測定装置や低速時の安定性・針路保持を図るためのサイドスラスタ、可変ピッチプロペラ、減揺装置(スタビライザー)なども搭載されている。なお、二番艦「わかさ」は「ふたみ」の建造から6年(計画年度では7年)遅れて建造されているため、細かい部分で改良が加えられているようだ。また、平成21年(2009年)9月に「わかさ」艦長として女性自衛官が就任した。このことは海上自衛隊大型艦初の女性艦長就任ということで当時話題となった。
(2016,01,03追記)平成22年(2010年)3月にネームシップである「ふたみ」が退役しており、「わかさ」についても数年中に退役すると思われる。

同型艦一覧
艦番艦名起工進水竣工除籍建造所艦名の由来
5102ふたみ
"Hutami"
S53.1.20S53.8.9S54.2.27H22.3.17三菱下関三重県の二見浦から
5104わかさ
"Wakasa"
S59.8.21S60.5.21S61.2.25 日立舞鶴福井・京都の若狭湾から


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