ロ−3型 潜水艦(F2型)

"Ro-3" Class Submarines (Type F2)


第三二潜水艦
「第三二潜水艦」(1922年頃)
スペックデータ
 水上水中 
排水量:(常)740t1,047t全長:(全)65.58m
出力:2,600hp1,200hp全幅:6.07m
最大速力:14.3kt8.0kt吃水:4.04m
航続距離:10kt-3500浬4kt-75浬乗員数:43名
燃料搭載量:重油 搭載量不明安全潜行深度:30.0m
主機関:フィアット式ディーゼル機関×2基、2軸推進
武装:
【魚雷8発搭載】45cm魚雷発射管5門(艦首3、艦尾2)
機銃1基

同型艦名(3隻)
ロ−3"Ro-3"ロ−4"Ro-4"ロ−5"Ro-5"

ロ−3型潜水艦(F2型)について
 イタリアのフィアット社から購入したライセンスによって建造されたF型潜水艦は十隻を建造する計画であったが、最初に完成した「ロ−1」型(F1型)潜水艦を国産の海中型や英国設計のL型、それに戦利艦であるドイツ潜水艦などと性能比較したところ、それらの艦に比べ能力的に劣っていることが判明したため、建造中だった三隻(3番艦から5番艦)は日本海軍の潜水艦運用実績で得たノウハウを盛り込んだ独自改良を加える手直しをして完成させた。この手直しされた三隻を「ロ−3」型(F2型)潜水艦としている。
 しかしフィアット式主機関の信頼性はF1型と同様に低いままで、また船体重量の増加により速度まで低下したため、就役した艦は艦隊に随伴する能力なしと判断され鎮守府の警備艦などに使用されている。
 性能や信頼性の低さから十隻の建造計画は縮小され、F型は五隻で建造が終了した。

ロ−3型潜水艦(F2型)の歴史
「ロ−3」 
1919年10月28日川崎造船所にて起工
1921年 3月10日進水
1922年 7月15日竣工。「第三一潜水艦」と命名
1924年11月 1日艦名を「呂号第三潜水艦(ロ−3)」と改称
1932年 4月 1日除籍
「ロ−4」 
1919年12月11日川崎造船所にて起工
1921年 6月22日進水
1922年 5月 5日竣工。「第三二潜水艦」と命名
1924年11月 1日艦名を「呂号第四潜水艦(ロ−4)」と改称
1932年 4月 1日除籍。雑役船に類別「公称第3020号」。黄浦江(中国上海)で橋船として使用
1945年 8月終戦時も残存。その後解体処分
「ロ−5」 
1920年 3月 1日川崎造船所にて起工
1921年 9月17日進水
1922年 3月 9日竣工。「第三三潜水艦」と命名
1924年11月 1日艦名を「呂号第五潜水艦(ロ−5)」と改称
1932年 4月 1日除籍。雑役船に類別「公称3021号」。佐世保港で橋船として使用
1945年 8月終戦時も残存。その後解体処分


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