ハ−3型 潜水艦(C2型)

"Ha-3" Class Submarines (Type C2)


第一〇潜水艇
「第一〇潜水艇」(1917年)
スペックデータ
 水上水中 
排水量:(常)291t321t全長:(全)43.33m
出力:600hp300hp全幅:4.14m
最大速力:12.0kt8.5kt吃水:3.43m
航続距離:12kt-660浬4kt-60浬乗員数:26名
燃料搭載量:ガソリン 搭載量不明安全潜行深度:30.5m
主機関:ビッカース式ガソリン機関×1基、1軸推進
武装:
【魚雷2発搭載】45cm魚雷発射管2門(艦首)

同型艦名(3隻)
ハ−3"Ha-3"ハ−4"Ha-4"ハ−5"Ha-5"

ハ−3型潜水艦(C2型)について
 「ハ−1」型をイギリスから購入するのと同時に輸入した機関や兵装などを使用し、国内で建造した潜水艦がこの「ハ−3」型である。設計は基本的に「ハ−1」型(C1型)と変わるところは無かったが、上部構造物が艦首まで延長されているため浮上中は潜舵(上掲写真右側を見ると水兵が潜舵の上に立っている)が水上にあることが外観上の差異と言えよう。
 三隻が建造されており、1912年(大正元年)の海軍大演習では、戦艦「河内」「薩摩」、装甲巡洋艦「出雲」を雷撃(実際に魚雷を発射するのではなく発射位置につくだけだが)、これらを大破判定にする戦果を挙げ潜水艦の有用性を知らしめた。
 全艦とも除籍後は大阪港の防波堤として湾口に海没処分されている。

ハ−3型潜水艦(C2型)の歴史
「ハ−3」 
1910年 8月 1日呉工廠にて起工
1911年 3月 4日進水
1911年 8月21日竣工。第一〇潜水艇と命名
1916年 8月 4日二等潜水艇に類別
1919年 4月 1日三等潜水艦に類別
1923年 6月15日艦名を「波号第三潜水艦(ハ−3)」と改称
1929年 4月 1日除籍。大阪港防波堤として海没処分
「ハ−4」 
1910年 8月 1日呉工廠にて起工
1911年 3月18日進水
1911年 8月26日竣工。第一一潜水艇と命名
1916年 8月 4日二等潜水艇に類別
1919年 4月 1日三等潜水艦に類別
1923年 6月15日艦名を「波号第四潜水艦(ハ−4)」と改称
1929年 4月 1日除籍。大阪港防波堤として海没処分
「ハ−5」 
1910年 8月 1日呉工廠にて起工
1911年 3月27日進水
1911年 8月31日竣工。第一二潜水艇と命名
1916年 8月 4日二等潜水艇に類別
1919年 4月 1日三等潜水艦に類別
1923年 6月15日艦名を「波号第五潜水艦(ハ−5)」と改名
1929年 4月 1日除籍。大阪港防波堤として海没処分


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