給油艦 剣埼(初代)

Replenishment Oiler "Turugizaki(1)"


剣埼
給油艦「剣埼」(1917年)
スペックデータ
排水量:(常)1,970t ボイラー:艦本式罐・石炭重油混焼×1基(補助) 燃料搭載量:重油 135t
        石炭   6t
全長:64.01m
全幅:9.45m 主機:バーマイスター型ディーゼル機関×2基、2軸推進
吃水:4.27m
出力:1,000hp
武装:
40口径7.6cm単装砲2基
最大速力:11.0kt
航続距離:不明
乗員定数:103名

同型艦名(1隻)
剣埼(初代)"Turugizaki(1)"

給油艦 剣埼(初代)について
 給油艦「志自岐」に続いて呉工廠で建造されたタンカーで、日本海軍保有のタンカーとしては二隻目となる艦である。機関にはドイツ製のディーゼルエンジンを使用しており、日本海軍初のディーゼル機関搭載艦でもあった。ちなみに、このディーゼル機関は駆逐艦「浦風」型に搭載される予定で調達されたものを流用している。
 しかし黎明期のディーゼル機関だったため能力不足は否めず、また取り扱いや整備にも不慣れだったので故障も多く、昭和初めごろからは呉港内に係留されたままとなっていた。
 除籍後は農林省水産局へ移管され、機関を換装された後漁業取締兼指導船「快鳳丸」として使用されていたが、太平洋戦争が始まると再び海軍へ徴用され(農林省所属のまま)哨戒船や(海軍籍に再編入後は)特設砲艦として使用された。

給油艦 剣埼(初代)の歴史
「剣埼」(初代)「剣埼」=神奈川県三浦半島南東端の剣埼から取った名称
1917年 2月27日呉工廠にて起工
       6月21日(20日説あり)進水
      11月30日竣工
1918年〜主に徳山〜呉間にて重油輸送に従事
1920年 4月 1日特務船から特務艦へ類別変更
1927年頃〜呉港内に係留されたままとなる
1934年 9月 1日除籍
1935年農林省へ移管され、播磨造船にて主機換装などの大改修工事を実施。
漁業取締兼指導船「快鳳丸」と命名され北方での漁業保護に従事
1941年12月農林省所属のまま海軍に併用。
第5艦隊付属の気象観測兼哨戒船として使用される
1945年 1月 1日海軍籍へ再編入。特設砲艦として使用される
       4月19日北海道日高沿岸にて米潜「サンフィッシュ」の雷撃を受け沈没
       5月25日除籍。同時に徴用解除


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