給油艦 洲埼(初代)

Replenishment Oiler "Sunosaki(1)"


洲埼
給油艦「洲埼」(1920年代)
スペックデータ
排水量:(常)9,767t ボイラー:ロ号艦本式罐・石炭重油混焼×6基 燃料搭載量:石炭 800t
        重油 200t
全長:121.92m
全幅:15.24m 主機:直立型往復動蒸気機関(3気筒3段膨張式)×1基、1軸推進
吃水:7.01m
出力:6,000hp
武装:
12cm単装砲2基、40口径7.6cm単装高角砲2基
(ただし平時には搭載しない)
最大速力:14.0kt
航続距離:不明
乗員定数:139名

同型艦名(1隻)
洲埼(初代)"Sunosaki(1)"

給油艦 洲埼(初代)について
 海軍用の重油輸送及び給油用タンカーとして建造された艦で、国際的船舶保険会社であるロイドの規定によると中型タンカーの位置づけとなる規模の艦である。
 海軍の特務船として建造されたため竣工時には備砲を備えていたが、引き渡し直後に大阪汽船へ貸与され、武装を降ろして一商船として運行された。これは当時悪化していた米国の対日感情を煽らないようにするための苦肉の策であった。しかし一年後には問題も解決し海軍特務艦として軍艦旗を掲げ(ただし非武装のままであるが)北米〜日本間の重油輸送に従事するようになったのである。
 なお主に根拠地間や海外からの重油輸送が任務であったため、洋上での他艦への直接給油装備は搭載されていない。

給油艦 洲埼(初代)の歴史
「洲埼」(初代)「洲埼」=千葉県房総半島の南西端にある洲埼から取った名称
1917年11月29日横須賀工廠にて起工
1918年 6月22日進水
       9月26日竣工。同日付けで大阪汽船へ貸与。艦名を「洲埼丸」と改名
1919年 9月20日海軍特務船(運送船)に復帰。艦名を「洲埼」に戻す
1920年 4月 1日特務船から特務艦(運送艦)へ類別変更
 北米およびボルネオと日本本土間での重油輸送に従事
1937年日華事変に際して、中国方面へ展開する艦隊への燃料輸送に従事
1940年 4月 1日除籍。「廃艦第14号」となる。後に解体処分


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「洲埼」の写真は天翔さんから提供頂きました。天翔さんの曾祖父さんが乗組されていたそうです。