第114号魚雷艇(元比海軍魚雷艇)

Torpedo boat Type"No.114" (Philippine Navy "Q111 Luzon")


第114号
第114号魚雷艇(1943年頃:Photo from Wikimedia Commons)
スペックデータ(性能はQ111のもの)
排水量:40.0t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:ガソリン 搭載量不明
全長:19.8m
全幅: 4.7m 主機:ソーニクロフト式ガソリンエンジン×3基、3軸推進
吃水: 1.5m
出力:1,800hp
武装:
12.7mm機銃3基、45cm魚雷落射機2基(魚雷2発)、
爆雷4個搭載
最大速力:41.0kt
航続距離:不明
乗員定数:不明

同型艦名(1隻)
第114号"No.114

第114号魚雷艇について
 元はフィリピン海軍所属の大型魚雷艇「Q111 ルソン」(艦番はQIIIとする資料もある)であったが、フィリピンに侵攻した日本軍が昭和17年(1942年)にキャビテ軍港に自沈着底しているところを捕獲、後に浮揚・整備して海軍に編入したものである。
 イギリスのソーニクロフト社製の木造艇で、1937年頃にフィリピン軍の軍事顧問だったダグラス・マッカーサーの主導で発注され、1939年に竣工した。艇番号の「Q」はマッカーサーの友人でありフィリピン大統領でもあったマヌエル・ケソン[Manuel Luis Quezon y Molina]から取ったと言われている。
 ソーニクロフト製の55フィート型魚雷艇だが、大正期に日本で輸入したCMB艇より進歩しており、舷側からの魚雷発射装置などの新型装備が施され、また高速発揮に有利な段付きの船底や船体の大型化により最高速度は40ノットを超える(実際には39ノット程度だったと言われる)。
 日本海軍では浮揚後、第103工作部の手により整備が行われ、昭和18年4月に海軍に編入、現地にて戦力として使用された。その後の消息は不明であるが、終戦までの間に戦没したと伝えられている。

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