2号隼型(H−2)

Gun Boat "Hayabusa" Type "H-2" (Hayabusa No.2 Class)


写真なし

スペックデータ
排水量:26.0t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:ガソリン 搭載量不明
全長:18.0m
全幅: 4.4m 主機:三菱「火星」一一型空冷星形14気筒×2基、2軸推進
吃水: 0.8m
出力:2,300hp
武装:
20mm単装機銃2基、爆雷搭載可能
最大速力:35.6kt
航続距離:不明
乗員定数:不明

同型艦名(8隻)
2号〜9号隼艇"Hayabusa No.2 〜 No.9"

2号隼型(H−2)について

 太平洋戦争中盤になってアメリカのPTボートに対抗するため、高速艇に大口径機銃などを搭載した「隼艇」の建造が開始された。イタリアから輸入した「MAS艇」を改造した試作型の「1号隼艇(H−1)」に続いて建造されたのが当艇(2号隼型。設計番号はH−2)である。
 船体設計は「MAS艇」に準じたものであったため国産高速艇として初の段付き船底をしていたが、構造はMASが木製だったのに比べ、当艇では鋼製に変更されている。機関は航空機用の「火星」一一型発動機(二式大艇等に搭載)を二基搭載しており、スペック上は2300馬力を発揮し最高速度は35ノットを超えるとされている。
 ところが、完成した艇は20ノットを出すのがやっとで、上部構造を軽量化する改修を行った後でも30ノットには達することができず、機関等が良好な状態でも28ノット程度が最高であったと言われている。これは航空機用エンジンの転用による発動機冷却効率の低下や、鋼製船体のための重量増加などが原因と思われる。
 昭和18年に8隻の艇が完成し南方戦線に投入されているが、一部の艇(一説には3号、5号、7号、8号の4隻)は輸送船による運搬中に敵潜水艦の攻撃により喪われてしまっている。


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2015,10,11