駆潜特務艇 第117号 

Auxiliary Submarine Chaser "No.111" (ex Koninklijke Marine "Mijnenveger van de Bantam")


ABC-Class
蘭海軍第3掃海隊(当艇の前身「バンタム」も所属している:1940年頃)
スペックデータ(武装以外は蘭海軍時代の数値)
排水量:(基)145t ボイラー:−−−−− 燃料搭載量:重油 搭載量不明
全長:29.3m
全幅:5.45m 主機:鉄道工廠製ディーゼル機関×1基、1軸推進
吃水:1.84m
出力:300hp
武装:
(日本海軍編入時)短5cm単装砲1基、25mm単装機銃1基、
13mm機銃1基、爆雷12個
最大速力:12.0kt
航続距離:不明
乗員定数:17名

同型艦名(1隻)
第117号"No.117"  

駆潜特務艇第117号について
 元はオランダ海軍の掃海特務艇「アロール」型(同型艇の艇名頭文字からABC型とも呼ばれる)の1隻「バンタム」[Bantam]であった。
 「アロール」型はスラバヤのタンジョン・プリオク・ドライドックにて1930年代中盤に6隻が建造され、1938年から姉妹艇で蘭海軍第3掃海隊を編成し蘭領東インドで活動していた。掃海艇とは言うものの、実際には港湾周辺の警備や密輸船の取り締まり、政府機関の人員・物資輸送など多岐にわたる任務に従事しており、「Dienst der Gewestelijke Vaartuigen」(地域サービス船)や「Politie Kruisers」(警察巡洋艦)などとも呼ばれていた。
 全艇が日本軍侵攻の際にスラバヤで自沈していたが、程度の良かった「バンタム」は日本軍の手により浮揚整備され海軍籍に編入された。編入後はジャワ海などで船団護衛などに従事していたが、終戦直前の昭和20年7月にバリ島沖で戦没している。

駆潜特務艇第117号の歴史
「第117号」 
1938年スラバヤのタンジョン・プリオク・ドライドックにて掃海特務艇「バンタム」として竣工
1942年 3月 2日日本軍の侵攻を受けスラバヤにて自沈。後に日本軍が捕獲し整備を実施
1943年 8月10日整備完了
       9月 1日艇名を「第117号」駆潜特務艇とし、日本海軍籍に編入
1945年 7月23日バリ島東南沖にて米潜「ハードヘッド」の攻撃により沈没
 除籍年月日不明


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