磯風型 駆逐艦

"Isokaze(1)" Class Destroyers


磯風
駆逐艦「磯風」(1917年頃)
天津風
駆逐艦「天津風」(1927年:Photo from Wikimedia Commons)
スペックデータ
排水量:(常)1,227t ボイラー:ロ号艦本式罐・重油専焼×3基
   ロ号艦本式罐・石炭重油混焼×2基
燃料搭載量:石炭 147t
        重油 297t
全長:94.49m
全幅:8.52m 主機:ブラウン・カーチス式直結型タービン×1基、3軸推進
(「磯風」はパーソンス式直結型タービン×1基、3軸推進)
吃水:2.83m
出力:27,000hp
武装:
40口径12cm単装砲4基、6.5mm単装機銃2基、
45cm魚雷連装発射管3基6門
最大速力:34.0kt
航続距離:14ktで3360浬
乗員定数:145名

同型艦名(4隻)
磯風(初代)"Isokaze(1)"浜風(初代)"Hamakaze(1)"
天津風(初代)"Amatukaze(1)"時津風(初代)"Tokitukaze(1)"

磯風型駆逐艦について
 「海風」型に引き続き建造された一等駆逐艦で、タービン機関を搭載している。しかし搭載したタービン機関は信頼性に欠け、通常は出力を七千馬力に制限されており、連続運転は不可能だったため持てる性能をフルに発揮できなかった。
 竣工翌年の大正七年に座礁した「時津風」は、取り外せる兵装・備品などを流用して代艦を建造しているが、建造の名目(予算の支出根拠)が大修理であり、また同じ設計で建造されているため代艦は公式に新艦扱いをされておらず(もちろん代艦の艦名も「時津風」であった)、当ページ年表では同一艦として扱った。

磯風型駆逐艦の歴史
「磯風」(初代)「磯風」=磯に吹く風を指す
1916年 4月 5日呉工廠にて起工
      10月 5日進水
1917年 2月28日竣工
1935年 4月 1日除籍
「浜風」(初代)「浜風」=浜に吹く風を指す
1916年 4月 1日三菱長崎造船所にて起工
      10月30日進水
1917年 3月28日竣工
1919年演習の際に大波の衝撃で艦橋が圧壊するという事故を起こす
1935年 4月 1日除籍
「天津風」(初代)「天津風」=大空を吹く風を指す
1916年 4月 1日呉工廠にて起工
      10月 5日進水
1917年 4月14日竣工
1935年 4月 1日除籍
 廃船後、防水隔壁の強度実験船として使用される
「時津風」(初代)「時津風」=季節に順応して吹く風を指す
また潮の満ちるときに吹く風を指す場合もある
1916年 3月10日神戸川崎造船所にて起工
      12月27日進水
1917年 5月31日竣工
1918年 3月30日宮崎県折生迫海岸にて座礁大破。船体は放棄される
      12月 2日舞鶴工廠にて代艦の建造に着手
1920年 2月27日代艦竣工
1935年 4月 1日除籍


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