暁(初代)型 駆逐艦

"Akatuki(1)" Class Destroyers


霞
駆逐艦「霞」(1902年:回航前に英国で撮影されたもの)
スペックデータ
排水量:(常)363t ボイラー:ヤーロー罐・石炭専焼×4基 燃料搭載量:石炭 89t
全長:67.27m
全幅:6.27m 主機:直立型往復動蒸気機関(4気筒3段膨張式)×2基、2軸推進
吃水:1.73m
出力:6,000hp
武装:
40口径7.6cm単装砲2基、40口径5.7cm単装砲4基、
45cm魚雷単装発射管2基2門
最大速力:31.0kt
航続距離:不明
乗員定数:62名

同型艦名(2隻)
暁(初代)"Akatuki(1)"霞(初代)"Kasumi(1)"

駆逐艦 暁(初代)型について
 本型は明治30年度(1897年度)の第二期拡張計画で建造されたもので、「雷」型と同じくイギリスのヤーロー社に発注された。
 若干吃水や排水量は「雷」型に比べ増加しているものの、武装・性能的には「雷」型とほぼ同等で、搭載される缶も四基と同じなので四本煙突のシルエットとなっている。なお、「雷」型では艦尾波の立ち上がりが激しかったので、当クラスの発注時には艦尾形状の修正を行うよう要望を行っている。
 「暁」は日露戦争の旅順港閉塞作戦従事中に触雷沈没しているが、その喪失は終戦まで公表されず、黄海海戦でロシア駆逐艦「レシテリーヌイ」を鹵獲した際、欺瞞のため一時期「レシテリーヌイ」を「暁」と呼称していた。

駆逐艦 暁(初代)型の歴史
「暁」(初代)「暁」=夜明け方の空が白み始めるころを指す言葉
1901年12月14日イギリスのヤーロー社にて竣工。翌年1月25日日本へ回航のため出発
1902年 5月 7日横須賀へ到着
1904年第一艦隊に所属し日露戦争に参加
       2月 9日旅順港閉塞作戦に参加
       5月17日第三回旅順港閉塞作戦参加中に触雷(?)、沈没
1905年 6月 1日損失を公表
      10月19日除籍
「霞」(初代)「霞」=水蒸気が立ちこめてぼんやりと見える様子
1902年 2月14日イギリスのヤーロー社にて竣工。同年3月10日日本へ回航のため出発
       6月 1日横須賀へ到着
1904年第一艦隊に所属し日露戦争に参加
       2月 9日旅順港閉塞作戦に参加
1905年 5月27日日本海海戦に参加
1913年 4月 1日除籍
1914年 8月23日雑務船(掃海船)として使用される。「霞丸」と改名
1916年 3月31日雑役船(標的船)として使用される
1920年廃船


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2015,05,14(First Up1998,07,11)