航空母艦 神鷹

Aircraft Carrier "Sin'you"


神鷹
航空母艦「神鷹」(1943年)
スペックデータ
排水量:(公)20,900t ボイラー:ロ号艦本式罐・重油専焼×2基 燃料搭載量:重油 2760t
全長:(水)189.36m
全幅:(船体)25.60m 主機:AEG式タービン発電機×2基、2軸推進
吃水:8.18m
出力:26,000hp相当
武装:
40口径12.7cm連装高角砲4基、25mm3連装機銃10基、
飛行機27機(艦戦9、艦攻18)+補用6機
最大速力:21.0kt
航続距離:18kt8000浬
乗員定数:834名 飛行甲板:180.0×24.5m、昇降機 2基

同型艦名(1隻)
神鷹"Sin'you"[Sin'yô]

航空母艦 神鷹について
 ドイツが東洋航路に就役させていた豪華客船「シャルンホルスト」がこの空母「神鷹」の前身である。「シャルンホルスト」が日本寄港中だった1939年秋に欧州で第2次世界大戦が勃発、帰国不能となり神戸港に滞留していたが、太平洋戦争が開戦し航空母艦の増強が必要となった日本海軍がドイツ政府と交渉して無償(戦後支払いの約束)で譲り受け空母へ改装することになった。
 改造内容は「冲鷹」に準じて行われたが船体が大きく艦内に余裕があり、また呉工廠で建造していた「大和」型戦艦四番艦 (111号艦)が建造中止となったため、その鋼材が転用可能になるなど改装は比較的容易に行くと思われたが、ドイツ製機関の不調のため国産の物に換装したり復原力が不足したので艦中央にバルジを設けるなど結構手間がかかっている。
 なお、この艦はドイツお得意の電気モーター推進を使用しており、ボイラーでおこした蒸気によりタービン発電機を駆動、そこで得られた電力でモーターを動かすという方法をとっている。

航空母艦 神鷹の歴史
「神鷹」「神鷹」=神の鷹を意味するが、音が命名前の仮称
「一〇〇四号」と似ているのは偶然であろうか?
1934年ドイツのブレーメン造船所にて客船「シャルンホルスト」として進水
1935年竣工。東洋航路に就役
1939年〜日本寄港中に第2次世界大戦が勃発。帰国不能となり神戸港に滞留
1942年 6月30日日本海軍がドイツ政府から無償で譲り受ける
      9月21日〜呉工廠にて航空母艦への改装工事に着手
1943年12月15日改装工事終了。同日付けで航空母艦に類別。「神鷹」と改名
     12月20日〜海上護衛総隊司令部付きとして護衛任務に従事
1944年 7月16日〜第1海上護衛隊に編入
     11月17日済洲島沖で米潜「スペードフィッシュ」の雷撃を受け沈没
1945年 1月10日除籍


検索画面に戻るときはブラウザの「戻る」等の機能を使用してください。 LAST UPDATE 2000,03,11(First Up 1999,05,11)