17ポンド自走砲 アヴェンジャー

17pdr Self-Peopelled Gun "Avenger"

英国陸軍 1945年

アヴェンジャー
アヴェンジャー(オープントップ砲塔上面に天蓋が設けられている)

 1942年に開発が開始された17ポンド対戦車砲搭載の自走砲(後に アーチャーとして完成)だったが、車体が小 型なので使い勝手が悪いと考えられ、また米国が開発した 駆逐戦車M10の供与も遅れるとの見込み から1943年に後継車両の開発が開始された。
 この後継車両は チャレンジャー巡航戦車の車体がベース となったため車体は大型化している(サスペンションや転輪はチャレンジャーの後継である コメットに近い)が、チャレンジャー のように背の高い大型砲塔では無く、車高を押さえるためM10のようなオープントップ式の回転砲塔が採用 されている(破片避けなどのため軟鉄製の天蓋を砲塔上面に装備した)。
 1944年に試作車が完成したものの、コメット巡航戦車の生産が優先されたため量産型第1号が完成した のは1945年12月と終戦後になってしまい、実戦に参加する事はなかった。

スペックデータ(アヴェンジャー)
全長 8.71m全高 2.21m
全幅 3.05m重量31.5トン
最高速度52km/h行動距離167km
発動機ミーティアV型12気筒ガソリンエンジン 600馬力×1基
乗員数4〜5名総生産数230両
武装17ポンド(77mm)砲×1、ビッカース7.7mm機銃×1(機銃は装備しない場合もある)
最大装甲厚(上面天蓋)10mm〜(前面)101mm
派生改良型 Avenger:Challengerをベースにした対戦車自走砲。就役は終戦後だった