Strv m/42中戦車

Medium Tank m/42
Stridsvagn m/42


スウェーデン陸軍 1942年

Strv m/42
Strv m/42

 国産軽戦車m/40や ライセンス生産したm/41の調達により なんとか機甲師団の体裁を整えたスウェーデンだったが、第二次大戦が始まり各国戦車の発達が著しい 時代では37mm砲という小口径戦車砲を搭載した軽戦車では役不足の感が否めなくなってきた。そこで1 941年にABランツベルグ社に対して大口径砲を搭載した22トン級の中戦車を開発するよう指示を 出したのである。
 ランツベルグ社では41年から42年にかけて開発を実施、片側6輪の転輪を持つトーションバー式 サスペンションを装備した車台に大型砲塔を載せ、短砲身75mm砲を装備した車両を完成させた。さっそ く制式採用されm/42と名付けられたが、量産体制が整わず量産が開始されたのは1944年になっ てからのことであった。
 量産が開始された44年には短砲身75mm砲でも役不足となっていたが、戦後も生産は続けられており、 1950年代末には近代化改修として長砲身砲への換装も行われており、1960年代まで使用されて いる。
 なお当戦車のエンジンは大出力のものを1基搭載する場合と、そこそこの出力のものを2基搭載する 場合のどちらかが選択できるようになっており、他の国の戦車には無い珍しいオプションパターンであ ると言えよう。

スペックデータ(m/42)
全長 6.10m全高 2.59m
全幅 2.44m重量22.5トン
最高速度45km/h行動距離不明
発動機スカニア・バビス 水冷ガソリンエンジン 320馬力×1基
または水冷ガソリンエンジン 200馬力×2基
乗員数4名総生産数不明
武装ボフォース75mm戦車砲×1、8mm機銃×3
最大装甲厚(上面)40mm〜(前面)80mm
派生改良型 m/42:戦時中に生産されたスウェーデンの主力戦車。戦後も生産が続いた